ランドリールームの間取りの後悔・失敗ポイント|いる?いらない?広さにも注意

新築にランドリールームを作りたいという要望が増えてきています。
ランドリールームとは、
- 洗う
- 干す
- 取り込む
- たたむ
- アイロンがけ
これらの洗濯に関する家事を一つの部屋で完結できるようにした部屋のこと。

洗濯動線のいい家って、最高だよね
しかし、新築のランドリールームの間取りで後悔したという声はたくさんあります。
私の家づくりの経験と家を建てた先輩方の後悔ポイントをまとめると、ランドリールームを考える際は、主に
- 本当に必要か?
- 広さは問題ないか?
- 洗濯物は乾きやすいか?
という点に注意していくことが重要です。
この記事では、ランドリールームの後悔・失敗ポイントを
- 間取り(広さや配置)
- 設備(コンセント・作業台)など
に分けて具体的に紹介していきます。
「間取りづくりの時に、あらかじめ後悔してしまうポイントが分かっていれば対策をすることが可能」なので、ぜひ参考にしてください。



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新築のランドリールームの後悔・失敗ポイント5選【間取り編】


では、新築のランドリーの間取りの後悔ポイントを紹介します。
- 広すぎた・いらなかった
- 狭かった
- ファミリークローゼット続きにすれば良かった
- 洗面所は別にすれば良かった
- 洗濯物が乾かなかった



間取りは後から変更するのが難しいから重要だよ
広すぎた、いらなかった


せっかくランドリールームを作ったけど、「広すぎた」「いらなかった」という後悔がある人もいます。
理由は、
- やっぱり外干しが好きだった
- 乾燥機を買ったら最高すぎて、干さなくなった
- 洗濯を畳んだり、アイロンがけはテレビを見ながらする方が心地良かった
- リビングやクローゼットを広くした方が良かった



私も乾燥機を愛用しているので広いランドリールームはいらない派。
我が家は1.5畳の脱衣所に物干し竿を2本つけているだけです。
ランドリールームを広くした分どこかの部屋が狭くなるので、バランスをよく考える必要がありますね。
ただし、小さくても室内干しエリアを作っておかないと、
- 花粉症になって外に干せなくなる可能性もある
- リビングに洗濯物が並び、生活感丸出し
- なかなか洗濯物が乾かない
といった新たな後悔が生まれるので、小さくても室内干しの計画を立てておきましょう。
ランドリールームと合わせて、ベランダの有無も検討してみてください。


狭かった


ランドリールームを作ったけど、狭かったという後悔もあります。
ランドリールームが狭いと、
- 洗濯物が干すスペースが足りない
- 洗濯物が邪魔で歩けない
- 畳むスペースがない
- 収納が足りない
- 洗剤
- ハンガー、ピンチハンガー
- 洗濯ネット
- 洗濯かご
- 除湿器、サーキュレーター
- (アイロン、アイロン台)
- (ゴミ箱)



我が家ももう少しだけ広い方が良かったかな後悔しています
(我が家の場合、ランドリールーム兼脱衣所なんだけど)


一般的な家庭であれば、ランドリールームは2~3畳が一つの目安。
2畳の広さがあれば、物干し竿2本を設置することができますよ。
独立したランドリールームを作る事が難しくても、洗面脱衣所を兼ねて作る事も可能なので、ぜひ検討してみてくださいね。


我が家の場合は、脱衣所兼ランドリールームですが、お風呂を1.25坪→1坪にしてその分ランドリールームを広くすれば良かったなぁと思っています。タオルやパジャマを置いておくスペースがあれば良かったなぁと思っています。
今はタオルやパジャマはランドリールーム兼脱衣所の隣の洗面所に置いているので、大きな不便はないんですけどね。


ファミリークローゼットと兼用にすればよかった


ランドリールームは「洗う」「干す」「取り込む」「たたむ」「アイロンがけ」までを行う部屋ですが、「洗濯物をしまう」までが1か所で出来たら、最高ですよね!



我が家はスペースの関係で断念したけど次建てる機会があれば、やりたいなぁ
もしファミリークローゼットを作ろうと計画している人はぜひランドリールームと隣接できないか?を考えてみてくださいね。
もちろん湿気対策は必要ですが、ドアや除湿器があれば、それほど気にしなくても大丈夫な気がします。(家の性能にもよるので、設計士さんに相談してみてください)
洗濯動線は1つの場所で完結しなくても、同じ階で完結するとすごく楽になりますよ。


洗面所は別にすれば良かった


スペースの問題でランドリールームを洗面所と兼ねるケースは多いです。
しかし、洗面所の前に洗濯物が並んでいると、
- 少しうっとうしい
- 来客に見られる
といったデメリットもありますので、注意しましょう。
どうしても洗濯物って生活感のかたまりのようなものなので、あまり目に付かない場所がいいですよね…


洗濯物が乾かなかった


せっかくランドリールームを作ったのに、室内干しで洗濯物が乾かないのはツライですよね。



生乾きで洗濯物が臭くなるのだけは避けたい
- 適度な広さ
- 日当たりがいい場所
- 通気性のいい場所(換気)


我が家は、下着やパジャマ、タオルは乾燥機。基本的に干す洗濯物の量を少なくしています。
また北側の狭いランドリールームですが、窓をつけました。(日当たりを良くするため)


天気が悪く、ジメジメしている時期はサーキュレーターを回しています。(除湿器でもいいと思います)


天井埋込型のナノイー発生器(エアイー)で脱臭効果もアップさせています。
日当たりがいい南側にランドリールームを配置することは間取りの関係上なかなか難しいと思うので、換気扇を付けたり、除湿器を付けれるようにコンセントも設置しておきましょう。
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新築のランドリールームの後悔・失敗ポイント4選【設備編】


次に、新築のランドリールームの設備に関する後悔ポイントを紹介します。
- 作業台はいらなかった
- スロップシンクはいらなかった
- ホスクリーンの配置が悪かった
作業台はいらなかった


作業台があると、洗濯を畳んだりアイロンをかけたりできて便利かな?と思いますよね?
しかし、使い勝手のいい作業台の広さや高さは人によってバラバラなので、造作で作る場合は綿密に考えておく必要があります。
- 座って使う?立って使う?
- 一人で使う?複数人で使う?
- 作業台が狭くて畳みにくくない?
- 作業台は邪魔な場所にない?
- 洗濯物の一時置き場はある?



使い勝手が悪い作業台だと結局、使わなくなってもったいないから、よく検討しよう


こういった折り畳めるタイプの物もあるので、ぜひ検討してみてください。


スロップシンクはいらなかった・つければよかった


スロップシンクとは、深めの流し。
キッチンや洗面所で洗うのをためらうような物を洗う場所として、人気の設備です。
- 靴洗い
- 洗濯物のつけおき
- 絵の具や習字道具を洗う
- 泥つきの野菜を洗う



ご主人の作業着を洗う、運動部のお子さんがいる家庭なんかは重宝しそう
ただし、場所スペースや費用も余分にかかってくるので、使い道をよく考えておきましょう。
定期的に使う予定がないのに、あると便利かなというだけでスロップシンクをつけると、ホコリが溜まるし後悔しそうです…
我が家は、折り畳みバケツや庭の立水栓で代用していますが、特に困ったことはありません。
スロップシンクの採用を迷っている方はぜひ以下の記事も参考にどうぞ。


ホスクリーンの配置が悪かった


洗濯物を干すポールの位置が悪いと、
- 洗濯物が邪魔
- ドアを開けたら、洗濯物とぶつかる
- 洗濯物どおしがぶつかる
- 洗濯物を干す位置が高くて背が届かない
といった問題が起こってきます。





我が家も脱衣所がランドリールームになっているので、お風呂に入る時は少し邪魔な時もあります。
ランドリールームドアは干渉しないし、通気性を良くするために開けっ放しにもできる「引き戸」がおすすめ。


2本のポールが45㎝~50㎝あいていたら、洗濯物は干渉しません。


しっかりと通路を確保する事を忘れないようにしておきましょう


「ホシ姫サマ」という、使う時だけ洗濯物干しを上げ下げできる商品もあるので、ぜひ検討してみてください。


新築マイホームの間取りで後悔・失敗しないための3ステップ


たった3つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はしなくなります。
どれも家にいながら簡単にできる事なので、ぜひやってみてください。
STEP.1|たくさんの間取りを見る
間取りを作るには、まずやりたい事をピックアップする必要があります。
はじめての家づくりであなたの頭の中で浮かぶ家といったら、「実家」「今住んでいる家」「友人の家」せいぜいこれくらいですよね。しかし、時代やライフスタイルの変化に合わせて、間取りのトレンドやアイデアはどんどん変わってきています。
建てたあとで、
- こんな事出来たなんて、知らなかった( ;∀;)
- 知っていたら、やりたかったなぁ( ;∀;)
と後悔するなんてイヤですよね。
そのためには、とにかくたくさんのおうちや間取りを見ましょう。
手っ取り早くたくさんのおうちや間取りを見るには、カタログ一括請求サイトを使うのが一番。


各住宅会社のカタログには、力を入れているポイントや間取りのアイディアなどが写真多めで載っているので、様々な資料を集めてみましょう。



たくさんの住宅会社(大手ハウスメーカーから地元の工務店まで)のカタログを見ることで、自分のやりたい事が見えてくるよ。
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STEP.2|よくある失敗・後悔ポイントをチェックする
家は3回建てないと、満足のいく家にならないって聞いた事ありませんか?
それほど考える事も多ければ、後悔している人が多いということです。
しかし、家を建てた事がある先輩たちの
後悔ポイント・失敗談を知っておけば、対策する事が出来、大きな失敗は未然に防げます。
このブログでも、よくある後悔ポイントを細かく載せていますので、ぜひ自分の家は大丈夫だろうか?とチェックしながら確認していってください。
STEP.3|出来上がった間取りをプロに最終チェックしてもらう
契約前ってどうしても
- 本当にこの間取りで大丈夫かな?
- もっといい間取りはないかな?
と不安になるものです。
そんな時は、契約する前に、担当してくれている設計士さんではない第三者のプロの設計士さんへ「間取り診断を受ける 」という方法がおすすめです。
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