転勤族はマイホームなんて無理?後悔しないために必死に動いた1年半…


はじめまして。すみこです。
- 全国転勤あり(どこにいつ転勤かは直前まで未定)
- 約2年おきの転勤が定年まで続く
- 子供3人
- お互いの実家は遠方で、近くに勤務地なし
こんな状態でマイホームを買うなんて無理というより無謀。
どうしたらいいの状態でしたが、「今買わないときっと後悔する!」という状態になり、何も知識のない状態からドタバタと約1年半でマイホームを購入しました。
この記事では、
- 家族みんな一緒に暮らす方がいいと思っていたタイプの私が、なぜ新築のマイホームを建てようと思ったのか?
- どうやってマイホームを手に入れたのか?
を包み隠さずに書いていきます。
これを読めば、「転勤族でもマイホームって買えるんだ!」と思えるはず!
では我が家がマイホームを手に入れるまでの奮闘劇のはじまりはじまり~♪
転勤族なのになぜマイホームが欲しいと思ったの?きっかけは…


マイホームが欲しいと思ったそもそものきっかけは、転勤族の誰もが通る道のアレです。
- 子供が転校を嫌がった
- 妻である私も働きたくなった
私もともとは、転勤族である夫と結婚した時から、なるべくならずっと転勤についていこうって思ってたタイプの人間です。
だって、家族ですから!
転勤で全国各地に住めるのは楽しい事もたくさんあったし、大変な事もあるかもしれないけど、家族で乗り越えていけばいいって思っていましたが、その考えを改める出来事が起きました。



何が正解か分からないし、すごく悩みました…
子供が転校を嫌がって大泣き


子供達は物心つく前から、引越しの連続でした。
どんな環境でも早くなじめるように、
- 近所の人に元気よく挨拶させる
- 色んなコミュニティに入ってみる(習い事や地域行事など)
社交的に育ってくれればいいなぁと思って子育てしてきたつもりです。
しかし、子供が小学生の3,4年生くらいになった時のこと…。
「転校はイヤ!」と大泣き。
ちょうど3,4年生頃になると、みんなで仲良く遊ぶというよりも仲の良い子でグループが出来てくるような時期ですよね。家族よりも友達と遊ぶのが楽しくなってくる時期でもあるかもしれません…
我が子もとっても仲良しの子が出来たので、離れるのが辛かったのでしょう…
転校も引越しも慣れていて、覚悟はできているもんだと思っていたけど「転校はイヤだ!」「みんなと離れたくない!」と連日大泣き。
学校で都道府県も習い、全国転勤なので、隣の市に引っ越しみたいなすぐ会おうと思えば会える距離の転勤ではない事もわかってくる年頃でしたね。
子供の辛そうにしている泣き顔を何度も見るのは本当に本当に辛かったです…
社交的=新しい環境が得意というわけではない



子供の人生も大切にしてあげたいと思い知らされました…
妻である私の人生も考えるようになった


またこの時期は、子供が少し大きくなってきて、手がかからなくなってきていたので、私も自分の人生について考えるようになっていました。



このままじゃ私「無」になっちゃうかも…
子供達が小学校や幼稚園に行きだし、自分一人の時間が出来るようになりましたが、パートに行こうとしても、
- 資格はない
- まだ小さい子供3人
- 緊急時の子供の預け先はない
- いつ転勤でやめる事になるかわからない
- 長く働けても2年
こんな状況では、なかなか良さそうな職場は簡単には見つかりませんでしたし、無理だろうと半分諦めて子育てに集中しているつもりでした。
そんな時、子供が言った言葉・・
「お母さんって、ニートじゃん」



・・・
今や働いているお母さんが当たり前の時代。
「周りのお母さんたちは働いているのに、なぜうちのお母さんは働かないんだろう?」と単純に思ったみたいです。
子供からしたら、特に悪気があっていった言葉ではないようでしたが、これまで、「子供のため、家族のため」と思って一生懸命専業主婦をやってきたつもりの私には、なんだか「ニート」という言葉が半分当たっているような気がして、正直ショックでした…
その時からこれから子供がどんどん巣立っていったとき、私の存在意義って何だろう…と考えはじめたんです。
何もない…
急に怖くなりました。すでにブランク10年。
- もう一度働いてみたい
- 家族ではない「やりがい、生きがい」を見つけたい
そんな風に考え始めた時期でもありました。
単純にマイホーム買って、定住したら、働きやすいかもしれないと考え始めたんですよね。
もちろん転勤族でも働いている人もたくさんいますし、楽しく生きている人は大勢います。私も幸せでしたし…。その時は、定住して働きたいなと思ってしまっていたという話です。
転勤族がどうやってマイホームを手に入れたの?悩みまくった1年半


そんなきっかけから転勤族だけど、マイホームを買って定住することに決めた我が家。
マイホームを建てる事に決めたら、考える事は山ほどありました。
色々考えた結果、交通の便がよくて本社がある関東に注文住宅を建てる事に決めたんですが、当時住んでいたのが東北だったので、正直一筋縄ではいきませんでした。
建売を探していたけど、5人家族向けのいいものが見つからなかったので、注文住宅を建てる事を決意。
その後も、
- なかなか思うような土地が見つからない→簡単に見に行けないのでなおさら。
- 遠方へ建てる事が出来ないと断られたハウスメーカーもたくさん
関東に建てるなら、次関東に転勤になった時にマイホームを考えようかな?と一旦はマイホーム計画を中断しようとした事もありましたが、いつ関東に転勤かわかりません。
「子供の転校をこれ以上させない」
この気持ちだけで、マイホームの情報収集をしていた所、運命の出会いをしたのが、我が家の場合一条工務店でした。
地域によって、どこのハウスメーカーなら建てられるという差があるので、誰しもが一条工務店がいいわけではありません。
ただ色々調べていくうちにわかった事がありました!
それは「転勤族がマイホームなんて買ったら後悔する!」というのは思い込みということです。
- 家賃補助がなくなるのにマイホームを買うなんて損!
- 単身赴任になったら家族がバラバラになるよ!
- 子供はすぐに新しい環境になれるから大丈夫!
こんな事をよく言われますが、同じ転勤族でも、「転勤の範囲」「頻度」「家族構成」などみんな違うんだから、各家庭によって何を優先するかなんて違いますよね。
我が家の場合は、「子供を定住させる」を優先にしたから全く後悔していません。
転勤族だけど、マイホームを買った事に後悔はしていません


転勤族だけど、思い切ってマイホームを買ってみたら、想像以上に人生が楽しくなりました。
- 子供の転校に気をもむ事がなくなった
- 妻も働いたり、ゆっくり打ち込む事ができるようになった
- 下の階への騒音を気にしなくてもよくなった
- 庭でBBQやプールが楽しめる
- 庭で家庭菜園を楽しめる
- ペットを飼う事も可能
他にも、



将来に対する漠然とした不安がなくなったのがすごく良かったです
転勤族だと、
- 何年後にどこに住んでいるかわからない
- 子供の進学の時どこに住んでいるかわからないから、お金がどれくらい必要かもわからない
- 主人に万が一の事があった時、どうしよう…(住む場所から探さないと…)
といった漠然とした不安が解消されました。
また転勤族がマイホームを買ったあと、転勤になれば、単身赴任という選択肢になる事も多いので、心配という方も多いですよね?
我が家も現在単身赴任です。
でも、大丈夫!
今はネットさえつながっていれば、毎日LINEのビデオ通話で簡単に顔を見て話す事ができる時代です。
面と向かっては言いにくい事でも、電話やメールなら伝える事ができることも多いのが正直なところ。
- お互いのありがたみも離れてみて、よく分かった
- 話す機会が増えた
「ありがとう」や「腹立つー」って事も電話やメールでなら言えちゃうので、夫婦仲は単身赴任になってからの方が良くなった気がします。
後悔している部分も多い我が家のマイホーム
こんなふうに転勤族だけど、念願のマイホームを建てる事ができて満足している我が家ですが、実はマイホームに関しては後悔ポイント多くあります。
建てた事自体は全く後悔していないけど、もっと工夫できたんじゃないかな?って思う部分はたくさんあります。



住み始めてから気が付く事がたくさん。
人間って欲深くて、マイホームを買って定住したいと思っていたのに、住んでみたら、もう少しこうすればよかった!あーすればよかったという点がたくさん出てきてしまうんですよね…
理由は、情報収集が足りなかったから!
その時は色々考えて、建てたつもりだったけど、
- こんな事ができるなんて知らなかった
- こんな事、設計士さんに言われなかったから気が付かなかった
- こういう間取りの方が良かったかも
なんて事が色々出てきてしまいます。
せっかく高いお金を払って建てるんだから、少しでも満足度の高い家づくりをしてほしいというのが、このブログをつくったきっかけです。


このブログで転勤族や子育て家族のマイホーム作りのお手伝いがしたい
このブログでは、
- 我が家が注文住宅を建てるためにやったこと
- 住んでみて気が付いた成功ポイントや後悔ポイント
をリアルになるべく写真を多めに書いています。
せっかくなら、後悔のない家づくりをしてほしいですから。
- 転勤族の方
- 子供がいるご家庭の方
は我が家と同じ環境なので、きっとお役に立てる事が多いかなと思います。
ぜひ、参考にしていただければうれしいです。
ぜひこのブログを読むだけではなく、実際に行動してみてくださいね。

