セキスイハイムの標準仕様・標準装備を一覧で紹介！2024年最新版

この記事では、セキスイハイムの標準仕様・標準装備について解説します。

セキスイハイムは、積水化学グループの住宅ブランドで、家の約85％を工場で生産し、60年間無償で点検してくれるのでバラつきのない技術力のある家で、長く安心して暮らせるのが特徴です。

また、標準仕様を知っておくことで、オプション費用による予算オーバーを防いだり、施工ミスを減らせることができるので、満足度の高い家づくりができます。

ぜひハウスメーカー選びの参考にしてくださいね。

セキスイハイムの標準仕様・標準装備を一覧で紹介（2024年最新版）

セキスイハイムの標準仕様・標準装備を一覧表でまとめました。

構造・工法	鉄骨：ボックスラーメン構造 木造： アルティメイトモノコック構造
基礎	ベタ基礎
耐震等級	耐震等級３
断熱材	■ 鉄骨 外壁・・・グラスウール16K（100㎜） 天井・・・グラスウール16K（140㎜） 床・・・ポリエチレンフォーム（110㎜） ■木造 壁・・・グラスウール16K（140㎜） 天井・・・グラスウール16K（200㎜） 床・・・グラスウール16K（10㎜）
窓	アルミ樹脂複合サッシ ハイカットペアガラス
換気システム	24時間換気システム
外壁	レリーフ外壁
天井高	鉄骨：2400ｍｍ 木造： 2500ｍｍ
床材	シートフローリング（HDフローリング）
屋根	陶器瓦：サンレイ、スマート、セラマウント、セラフラットIII セメント瓦：新ROOGA雅、新ROOGA鉄平、コロニアルグラッサ 金属瓦：ウッドピース
トイレ	セキスイハイムオリジナル「システムトイレ」
キッチン	LIXIL「リシェルSI」「ノクト」「シエラS」 パナソニック「ラクシーナ」「リビングステーションVスタイル」 クリナップ「ステディア」「ラクエラ」
お風呂	エイジレスプラウドバス「アドバンス」
洗面台	PC洗面、LC洗面、SC洗面

セキスイハイムの特徴は、圧倒的な強さ。

壁は、強度の高い「2×6(ツーバイシックス)」材を採用し、メタルボックスジョイントで建物をがっちり一体化するアルティメイトモノコック構造で、耐震性はバッチリです!

工場で作り上げる精密なユニット工法は、セキスイハイムの家の標準仕様で、どのタイプを選んでも、長く安心して住める家に住めますよ。

以下で詳しく紹介していきます。

キッチンの標準仕様

セキスイハイムのキッチンは標準仕様として、次の3つのメーカーの商品をベースにセキスイハイムオリジナル仕様としたものが選択できます。

	LIXIL 「リシェルSI」	LIXIL 「ノクト」	LIXIL 「シエラS」	Panasonic 「ラクシーナ」	Panasonic 「Vスタイル」	クリナップ 「ステディア」	クリナップ 「ラクエラ」
ワークトップ	セラミック 人造大理石	人造大理石 ステンレス	人造大理石 ステンレス	人造大理石 ステンレス	人造大理石 ステンレス	人造大理石 ステンレス	人造大理石 ステンレス
シンク	ステンレス (Wサポートシンク)	ステンレス (Wサポートシンク)	ステンレス (スキットシンク)	ステンレス (スキマレスシンク)	ステンレス (Gシンク76)	ステンレス (流レールシンク)	ステンレス (美・サイレントシンク)

（LIXILのキッチンは、グレードが高い順に「リシェル＞アレスタ、ノクト＞シエラ」となります。）
（Panasonicのキッチンは、グレードが高い順に「Lクラス＞ラクシーナ＞Vスタイル」となります。）
（クリナップのキッチンは、グレードが高い順に「セントロ＞ステディア＞ラクエラ」となります。）

どのメーカーの商品を選んでも、以下が標準仕様でついてきます。

• 水栓はハンドシャワー水栓
• 食洗器は浅型

幅広い選択肢があるのが、魅力の一つですね♪

トイレの標準仕様

トイレはセキスイハイムオリジナル「システムトイレ」が標準仕様です。

セキスイハイムでは、1台以上は必ずセキスイハイム標準仕様のトイレを入れる必要があります。

	システムトイレ
フチの有無	フチなし
節水性	大4.8L、小3.6L
汚れにくさ	セフィオンテクト

ほかにも、以下の設備付きです。

• 手洗い
• 収納棚
• ペーパーホルダー
• タオル掛け

セキスイハイムの標準トイレは、タンク有りですがタンクレス風で、見た目がスッキリしており、空間が広く取れます。

手すりや自動水栓をオプションで選ぶことも可能です。

洗面台の標準仕様

セキスイハイムの洗面台の標準仕様は、下記の3つから選べます。

	PC洗面	LC洗面	SC洗面
水栓の付き方	下	上から	下
鏡	三面鏡	三面鏡 もしくは一面鏡	一面鏡
自動水栓	オプションで可	オプションで可	オプションで可

PC洗面は、収納の種類が豊富で、自由に組み合わせができることが強みです。

また上記の写真にもある通り、LC洗面は、水栓が上から出ており水栓の根本に水がたまらないので、キレイを保ちお掃除が楽ちんですよ。

お風呂の標準仕様

セキスイハイムのお風呂の標準仕様は積水ホームテクノ製のセキスイハイムオリジナル「エイジレスプラウドバス」です。

浴槽の素材	メタリア浴槽
床	高断熱フロア
形	マルチ浴槽全身浴浴槽
シャワー	3wayシャワークリック
棚の取り外し	可能
エプロンの取り外し	可能
鏡	有り
ふた	オプションで可
浴室暖房乾燥機	オプションで可

セキスイハイムは、ユニット工法なため、浴室のサイズがある程度決まっています。

そのため、セキスイハイムの標準仕様の中からお風呂を選ぶことになります。

オプションでも、他社のお風呂を採用するのは難しいことがありますので、早めに確認をとるようにしておきましょう。

壁や浴槽、床などのカラーは多くの種類から選ぶことが可能です。

床材の標準仕様

セキスイハイムの床材の標準仕様は、化粧シートを貼った「シートフローリング」です。

HDフローリングとは、木目調にプリントしたシートを合板に張り付けたタイプのフローリングのこと。

床材は主に、以下の４つのタイプに分けられます。

シートフローリングのメリット	シートフローリングのデメリット
汚れが落としやすい 経年劣化しにくい デザインが豊富	天然木の質感を楽しめない

手入れがしやすいので、掃除が楽ちんという声が多いですよ。

オプションで、無垢材や挽板フローリング（朝日ウッドテック製）を採用することも可能です。

玄関の標準仕様

セキスイハイムの玄関ドアは、標準仕様で以下の7つから選択できます。

デザインとカラーは豊富にありますので、あなた好みのものが見つかるでしょう。

スマートキーはオプションですが、両手がふさがっているときや、鍵を探す手間が省けてとても便利ですので、多くの方が採用しています。

外壁の標準仕様

セキスイハイムの外壁は3種類あります。

標準仕様は「レリーフ外壁」です。

レリーフ外壁	ジオマイト外壁	磁器タイル外壁
傷が付きにくい 耐火性に優れている 塗り替え（20～30年に１度）	凹凸のある外壁 デザイン性に優れている 塗り替え（20～30年に１度）	汚れが付きにくい 耐火性に優れている 塗り替え不要

セキスイハイムの外壁は、オリジナルのもので、豊富なカラーから選べます。

組み合わせることで、穏やかさや華やかさ、重厚感などあなたの好みに合わせてカスタマイズできますよ。

また塗り替えの必要がなく、メンテナンス費用がかからないタイル外壁をオプションで選択できます。

風雨による汚れも付きにくい素材で、美しさを長期間保てるのでおすすめです。

屋根の標準仕様

セキスイハイムの屋根の標準仕様は下記の3種類の瓦から選べ、それぞれ豊富なデザイン、カラーを取り揃えています。

セキスイハイムの屋根は、数十年に1度レベルの巨大台風を想定した厳しい暴風雨試験にも耐えられるので、安心・安全の屋根です。

天井高の標準仕様

セキスイハイムの天井の高さの標準仕様は以下の通りです。

2400㎜が標準仕様のハウスメーカーが多い中で、少しでも高いことは、天井にゆとりがあるので開放感のある空間を作ることができます。

構造・工法の標準仕様

セキスイハイムの構造・工法は以下の通りです。

セキスイハイムは住まいの大半を工場で生産しています。

現場ではできない高い施工精度で強靭な構造を作っていますよ。

工期が短いのも大きなメリットの一つですね

鉄骨：ボックスラーメン構造

セキスイハイムの鉄骨の家は、柱と梁（はり）を一体化させたラーメン構造です。

強固なユニットを間取りに応じて上下左右に組み合わせることで、さらに強靭な構造体になっています。

木造：アルティメイトモノコック構造

セキスイハイムの木造住宅は「アルティメイトモノコック構造」です。

特徴は以下の通りです。

基礎の標準仕様

セキスイハイムの基礎の標準仕様は「ベタ基礎」です。

建物を「線」で支える一般的な布基礎ではなく、建物を「面」全体で支えるベタ基礎を標準仕様としています。

ベタ基礎は、強度と耐久性の高さが特徴です。

耐震等級の標準仕様

セキスイハイムは、標準仕様で耐震等級3を取得可能です。

セキスイハイムには、オリジナルの耐震システム「GAIASS（ガイアス）」があります。

地震大国日本において、巨大地震への備えは確実に必要です。

セキスイハイムでは、あらゆる地震の条件を想定した実大耐震実験を実施し、安心してくらせる家を作っています。

耐震実験は、大手ハウスメーカーだからこそできる事ですね。

断熱材の標準仕様

セキスイハイムの断熱材の標準仕様は、鉄骨・木造で異なります。

■木造の断熱材は以下の通りです。

木造住宅の方が断熱材が厚いです。

そのためセキスイハイムの中でも、木造住宅の方が家全体のUA値も上昇し、断熱性能が高いですよ。

ただし、鉄骨住宅でもセキスイハイムは工場生産のため、すき間が発生しやすい箇所も徹底的に施工していますので、高気密なのが特徴です。

窓の標準仕様

セキスイハイムの窓の標準仕様は、以下の通りです。

断熱性を高めたい場合は、オプションで樹脂サッシやトリプルガラスに変更することも可能です。

換気システムの標準仕様

セキスイハイムは、「第三種換気システム」が標準仕様です。

全館空調で有名な「快適エアリー」はオプションになります。

セキスイハイムの標準仕様の第三種換気システムとは、 吸気は自然に、排気は機械を使う換気システムです。

快適エアリーをつけなくても第一種換気にしたい場合は、「エアファクトリー」を採用することも可能です。

エアファクトリーとは、

熱交換型換気システムは、排気の際に汚れた空気と一緒に捨てていた熱を給気時に回収して室内に戻し、熱回収により空調負荷を軽減し効率的に24時間室内の空気をきれいに保つことができますので、ぜひ検討してみてください。

まとめ

この記事では、セキスイハイムの標準仕様・標準装備について解説しました。

セキスイハイムの強みは耐震性が高く、長く安心して住めるところです。

ユニット工法という大部分の工程を工場で行うことで実現する高い耐震性に魅力を感じ、セキスイハイムを選ぶ人も多いです。

標準仕様が必要かどうかしっかり見極め、減額につなげれば、予算に見合う家を建てられます。

さまざまな工務店やハウスメーカーと比較して、ハウスメーカーを選びましょう。