住宅展示場に初めて行く前に準備しておいた方がいいこと。行ってからの注意点とコツ


マイホームってどんな感じなのかな?ちょっと住宅展示場へ行ってみない?
こう考える人はかなり多いと思います。
でも、ちょっと待って!
住宅展示場は、家を買ってもらうためだけに作られた営業のため空間で、
- 間取りや設備が豪華すぎて、現実味がない
- 色んなハウスメーカーを見ているうちに、どこが良かったのかわからなくなる
事があります。



これ、過去の私の体験談
まして住宅展示場の見学は、1社あたり2時間程度の時間がかかるので、時間を無駄にしないためも、しっかりと準備をしてから行きましょう。
この記事では、住宅展示場へ初めて行く前の事前準備として
- どんな事を準備しておけばいいのか
- 住宅展示場での注意点
を紹介します。



さぁ、最高のマイホーム作りの始まりだよー


住宅展示場へ初めて行く前に準備しておいた方がいいこと3つ


では早速、住宅展示場へ行く前にやるべき事を一つ一つ解説していきますね。
やるべきことは主に3つ。



どれもすごーく大切だよ
- 予算をしっかりと決める
- カタログ請求をする
- やりたい事をピックアップする
- 今の家の不満をピックアップする
- いざ、展示場へ
1.マイホームの予算をしっかりと決めておく


理想的なマイホームを建てられても、経済的に生活が苦しくなっては本末転倒!
どうしてもマイホームの打ち合わせをしていくと最初より金額が上がる事が多いから、予算をしっかりと頭にいれておくのが必須です。
よく言われている予算の決め方は、借りる住宅ローンを世帯年収の5~6倍の金額にする方法。
間違ってはないですが、この金額ってあくまでも目安です。
なぜなら、同じ年収の家庭でも
- 年齢
- 子供の人数(養育費)
- 生活費
などによって、返せる金額が変わってくるからです。
まして住宅ローンって30年や35年など長期で借りる人がほとんどですよね。今は大丈夫でも10年後、20年後は家族構成や生活費が今と全く違うのは当たり前です。
マイホームの予算は、借りられる金額ではなく返せる金額で決めるのがとても大切です。
将来的に本当に払っていけるかは、ライフプラン表を作って考えるのがおすすめ。



ハウスメーカーさんにもファイナンシャルプランナーさんはいますが、家を買ってもらうのが仕事なので、予算を相談するのはNG!
ハウスメーカー所属ではないFPさんへ相談するのがおすすめです。
▼我が家は、住宅ローン専門のFPさんへ


- 住宅ローンに詳しいFPさんに何度でも相談可能
- オンライン相談も可能
- ライフプラン表も作成してもらえるので安心
- 完全無料+ギフト券もらえる
- 無理や勧誘や営業なし
- 担当FPの変更も可能


2.カタログ請求をする


次に、色々なハウスメーカーや工務店のカタログを取り寄せてみましょう。
聞いたことがない小さな工務店でも素敵な家を建てられる事もたくさんあります。
カタログには、どんな家が建てられるのか?各社の自慢の性能や間取りなどがたくさん載っていますよ。



見ているだけでワクワクしてくるよ
- この家デザインがとても好み!
- 高気密・高断熱について詳しく聞いてみようかな?
- ローコスト住宅をうたっているから、実際いくらくらいで建てられるのか聞いてみたい
こんな感じで自宅にいながらゆっくりと、夢を膨らませていきましょう。



カタログを見ながら、いいなと思ったハウスメーカーを3~4社程度に絞ろう


3.やりたい事をピックアップする
カタログや雑誌などを見ながらマイホームでやってみたい事をピックアップしていきましょう。
例えば、
- プライバシーを確保したい→洗面所と脱衣所は別にしたい、書斎が欲しい
- 共働きだから家事動線をよくしたい→キッチンとダイニングは横並びがいい、洗濯動線の良い家がいい
- リビングから庭で遊ぶ子供達が見えるようにしたい
という感じで、具体的な間取りの希望よりどんな暮らしをしたいか?イメージしていくといいですよ。
もちろん単純にデザインなどの憧れなどもあるので、写真をピックアップしていくのもOK。
- アイアンのリビング階段にしたい
- 小上がり和室がほしい
- アイランドキッチンがいい



カタログや雑誌に付箋をつけたり、切り抜いたりしておくと今後打ち合わせの時にイメージを伝えるのにすごく便利だよ
4.今の家の不満をピックアップする
次は、今住んでいる家の不満点を書き出しましょう。もちろん、実家の不満点でもOK。
この不満を解消していけば、必然的に満足のいくマイホームになっていきます。
例えば、こんな感じ。
- 玄関が狭くて、荷物を置いたら人が通れない→玄関を広くしたい
- 冬、窓が結露するのがイヤ→ハウスメーカーに相談してみよう
- 洗濯、干す、片付けるがバラバラ大変→洗濯導線の良い家がいい
- リビングに物が散乱しているのがイヤ→収納場所をしっかり確保
ここまで出来たら、いざ住宅展示場へ行ってみましょう。
住宅展示場に初めて行く前の注意点やコツ
ここからは、住宅展示場へ行く時の注意点やコツを紹介します。
- 予約をしてから行く方がいい
- アンケートはすぐに書かなくてもいい
- どこまで標準仕様で、何がオプションか聞く
- 自分達の予算でどんな感じの家が建つのかを聞く(少しだけ予算を低めに言っておくと安心)
- やりたい事がやれそうか確認する(間取りを作ってもらってもOK)
- 疑問点や気になることは遠慮せずに聞いて、営業さんの対応を見る
- いいなと思った部分をしっかりとメモしたり、写真を撮る
- 1社だけで決めずに必ず比較検討する
- キャンペーンや割引に惑わされない(いつも何かしらやっている)
1.予約はしていった方がいい
はじめて住宅展示場って予約して行かなければいけないの?
答えはNo!急に思い立ってふらっと立ち寄ってもOKです。しかし、予約して行った方がいいでしょう。
理由は、こんな感じです。
- きちんと説明できる営業マンに当たる可能性が高くなる
- 待ち時間なく、案内してもらえる
- 来場予約をしてからいくと、プレゼントがもらえることもある



土日に行くと忙しそうにしていて、待たされた挙句、次の予約があるから…と詳しく話を聞けませんでした
ハウスメーカーでは、最初に接客した人が担当になる!という暗黙のルールがあります。
誰もが頼りない営業マンよりも、知識や経験豊富な営業マンに担当して欲しいですよね?
つまり予約せずに住宅展示場へふらっと行くと、暇な新人に当たってしまう可能性もあるということ。
予約をしていけば、冷やかしではなく「住宅購入を真剣に考えている顧客として扱ってもらえる」ので、ハウスメーカー側もきちんと説明ができる営業マンを振り分けてくれているので、イマイチな営業に当たる可能性を減らせます。
2.アンケートはすぐ書かなくてもOK
住宅展示場に初めて行った時の流れはこんな感じです。
- アンケートを記入
- 営業さん登場、挨拶
- 各部屋を見学・説明
- 座って、質問・相談
- 後日会う日を決める
必ずと言っていいほど、最初にアンケートを書かされます。しかし、すぐさまアンケートを書く必要はありません。
というのも、アンケートを書いた時点であなたの担当の営業マンが決まるからです。
- なんか相性が悪い営業マン
- あまり知識のない営業マン
だったら、嫌ですよね?
「色々見させていただいてから、気に入れば書きます」
こう答えてOK。
もし、予約をしていっても相性がよくない営業マンであれば、別の営業マンに変えてもらってもいいですし、同じHMの別のモデルルームに行く事も可能です。
最近ではアポなしの訪問営業は嫌がられるので、ほぼ行われませんが、営業電話が嫌な場合は、「営業電話NG」「訪問NG!」とアンケートに記入しておきましょう。
3.どこまで標準で、何がオプションか聞く
住宅展示場では、自社の強みをアピールしながら、モデルルームを案内してもらえます。
とにかく、
- 広い
- 最新設備を搭載
と、私たちお客様の視覚に訴えてきます。
実際に一般の家族が住む家は、30~40坪前後が多いですが、モデルハウスは50坪~60坪なんてものまであります。
モデルハウスを真似しようとしたら億かかる家だってあります。



実際に建てる家とのギャップがありすぎ!
いいなと思った設備は全部オプションで、結果予算オーバーで、満足のいく家が建てられなかった・・という事態にならないためにも、「これは標準ですか?」と、どんどん聞きましょう!
- 自分達の予算でどんな感じの家が建つのかを聞く(少しだけ予算を低めに言っておくと安心)
- やりたい事がやれそうか確認する(間取りを作ってもらってもOK)
実際に建てる家が見てみたい場合は、宿泊体験や完成宅見学会のようなものに参加したほうが、雰囲気がよくわかります。
4.疑問点や気になったことは遠慮せずに聞いて、営業さんの対応確認する
初めての家づくり。高額なマイホームなので、ちょっとでも気になった点はどんどん質問していきましょう。
ハウスメーカー選びで、やっぱり営業さんとの相性って重要です。
- 丁寧に対応してくれる
- すぐに連絡をくれる(その場でわからなくても、調べて早めに連絡)
- 他社をけなさず、自社の強みや弱みをしっかりと伝えてくれる
5.キャンペーンに踊らされて、即決はダメ
営業さんは契約してもらうのが仕事ですから、キャンペーンに踊らされてはいけません。
「今だけ、○○円引きキャンペーンやってます」
「来月から坪単価が値上がりするので、今がチャンス」
などといった甘い言葉を使ってくることが多いですが、いつも何かしらのキャンペーンをやっています。
大切なのは、即決しないで、何社か比較してから契約すること。



一生の買い物だから、じっくりと考えようね
まとめ|住宅展示場へ初めて行く時はしっかり準備をしてから
この記事では、住宅展示場へ初めて行く方へやっておいた方がいい事や注意点について書きました。
まずやる事は、以下の通りです。
- ライフプラン表を作る
- カタログ請求をする
- やりたい事をピックアップする
- 今の家の不満をピックアップする
3~4社程度に絞ってから予約をしてから住宅展示場へ行ってみましょう。
そして、住宅展示場に行って注意しないといけない事は、安易にアンケートを書かない方がいいということ。
相性の良い信頼できそうな営業マンに出会ったら、アンケートを書きましょう。
住宅展示場は夢いっぱいの楽しい空間です。ぜひ素敵な家づくりを始められますように‥

