
転勤族だけど、みんなどうやって家を買ってるんだろう?
この記事ではいざ家を買おうとした時、何をどうしていけばいいのかわからないという悩みに答えます。
多くの人は、
- とりあえず、住宅展示場に行ってみたり
- なんとなく、毎日ネットで土地を探してみたり
するところからスタートしますが、実は人によっては時間の無駄遣いや遠まわりになります。
というのも、住宅展示場へ行っても、ただ見て回るだけで終わる可能性があるから。

私も何となく住宅展示場へ行くところからスタ―トしたけど、素敵だねぇ!とは思ったものの話が全く前に進まなかったよ・・・
転勤族の場合、あまりゆっくりしていると、また次の転勤の時期が来てしまい、家を買うタイミングを失う事も多々あるので、ぜひマイホームを検討してから購入するまでの流れを確認しておいてくださいね。

流れを知っておくだけで、今どの段階にいて、次は何をすべきかが明確になるので、無駄なく予定が立てやすくなりますよ
転勤族が家を買う流れ0:住宅展示場へ行く前の事前準備
まず家を買おうと思った時、まずどこのハウスメーカーで建てるのかを決めなければなりません。
しかし、いろんなハウスメーカーが立ち並ぶ住宅展示場へいきなりに行くのはNG!!
厳密に言うと、見学だけでももちろんOKなんだけど、いきなり住宅展示場にいくのは効率よくありません。
住宅展示場に行ったら、必ずアンケートを書かされます。
そのアンケートの内容はだいたいどこのハウスメーカーも同じで、住所・氏名・年齢・電話番号などの個人情報の他、
- 家族構成
- 予算
- 年収
- 勤め先
- 土地の有無
- 希望する完成時期
などです。

各ハウスメーカーごとに書かなければならないので、意外と面倒
そしてハウスメーカーによって、建てられる地域・かかる金額・契約から完成までにかかる期間などが異なるので、最低限、
- いつまでに建てたいのか
- どこらへんに建てたいのか
- 予算はどれくらいあるのか
- どんな家に住みたいか
をおおまかにでも決めておくと話がスムーズです。

自分の要望に合わないハウスメーカーとゆっくり話をしている時間はもったいない!!
転勤族が家を買う流れ1:買うタイミングを考えよう
家を建てることを検討してから引き渡しまでには、長い時間がかかります。

我が家は注文住宅を建てましたが、なんとなく1年くらい見ておけば大丈夫かなと思っていたら、検討を始めてから、引き渡しまで1年3ヶ月かかりました
特に急いでいない場合はOKですが、
- 子供が小学校に入る前には建てたい
- 定年までにローンを返し終えたい
- 次の転勤までには建てたい
など人それぞれ希望がありますよね?
特に転勤族の家を買うタイミングは、難しいです。家を建てた後は、単身赴任になるか売却するかを考えておく必要がありますからね。
建てると決めたら、なるべく早く動き出しましょう。
転勤族が家を買う流れ2:どこに建てるかを決めよう
いつ建てるかが決まれば、次考えることはどこに建てるかです。
転勤族の場合、どこに建てるかをしっかりと考えましょう。
- 今住んでいる場所に一生住む?
- 将来、介護の予定はある?
- もし単身赴任になっても、安全そう?
- 緊急時、誰かが駆け付けて来られる?
- 売却予定の場合は、売れそう?
考えることはたくさんあります。
建物は不具合があっても修理や購入ができますが、土地は簡単に手放すことができません。よーく考えて場所を決めましょう。
転勤族が家を買う流れ3:マンションか一戸建てか検討しよう
マイホームと言っても、分譲マンションと一戸建てがあります。
建てる場所や生活環境によって変わりますが、転勤族の場合、どちらがいいかというと、私の結論は、
- 築20年以内に売却する予定 → マンション
- 単身赴任によるセキュリティーが心配 → マンション
- 子育て世帯など広さ、防音性をとるなら → 戸建て
- ずっと住み続ける予定 → 戸建て
です。
もちろんマンションにも一戸建てにもメリット・デメリットがあるので、比較してみましょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
転勤族が家を買う流れ4:予算を決めよう
自分がいくらくらいの家を購入できるのかを把握しましょう。
しっかりと予算を決めておくだけで、予算オーバーで住宅ローンが苦しくなって、生活がキツイ・・なんてことがなくなります。
また土地探し、ハウスメーカー探しがスムーズにいきますよ。

予算に合わないハウスメーカーや土地を最初から候補から外すことができますからね
マイホーム予算は、簡単に言うと【頭金(自己資金)+借入金(住宅ローン)】です。
一般的に、安心できる住宅ローン借入額の目安は、
- 世帯年収の5倍~6倍
- 返済負担率は20%~25%以内
と言われています。
例えば、世帯年収600万円の家庭であれば、600×5倍=3000万までだったら住宅ローンを借りても安心。
また、世帯年収600万円の家庭であれば、年間返済額が20%の120万円以内、月々10万円以内の返済になるようにしましょう。ということです。
もちろん家族構成などにより教育費や生活費は違うので、一概にこの金額なら大丈夫とは言えませんが、借りられる最大限まで借りてはダメということです。
マイホーム予算が本当にこれで大丈夫なのか不安な方は、一度プロのファイナンシャルプランナーさんへお願いして、ライフプランニングをしてもらうのがおすすめ。

具体的にどのくらいまでの家なら購入可能かシミュレーションしてもらったり、家計の見直しをしてもらえるよ
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転勤族が家を買う流れ5:土地を探そう
いよいよ実際に家を建てる土地探しです。
まず、知っておかなければならないのは、ネットに出ている土地はほんの一部ということ。
土地を売る人も、知り合いに見られる可能性があるから、
- ネットには情報載せないで
- チラシには情報載せないで
という方が多くいます。なんとなく気持ちわかりますよね。
また、いい土地ほど早く売れてしまうので、長い間ネットに出ている土地は何かしら問題があることが多いです。
例えば、
- 陽当たりが悪い
- 土地の形が変わっている
- 相場より高め
- 交通の便が悪い
などですね。
そのためネットだけでなく、
- 不動産屋さんに聞いたり、
- ハウスメーカーさんに相談したり
- 自分で希望する地域を歩いたり
して、未公開の土地の情報を手に入れましょう。

ハウスメーカーさんに相談すると、土地を購入後もお付き合いがあるから、家を建てやすいいい土地を紹介してもらえるよ
そのためには自分がどんな土地に住みたいか?優先順位をしっかりと考えましょう。
我が家の土地探しの希望条件や決め手となったポイントについてはこちらの記事をご覧ください。
転勤族が家を買う流れ6:工務店・ハウスメーカーを決めよう
気に入る土地が見つかれば、いよいよハウスメーカー選びです。
土地探しとハウスメーカー選びは同時進行で進めてくださいね!
ハウスメーカーによって、力を入れているポイントやデザインの他、価格が全然違います。
そのため、おすすめの方法は、
- カタログを一括資料請求
- 3~5社程度に絞りこむ
- 住宅展示場、工場見学、完成宅見学に参加
- ハウスメーカー決定
という流れです。
すべてのハウスメーカーを見て回ることは不可能なので、まずはカタログ請求をして、気になるハウスメーカーを3~5社程度に絞り込みましょう。
その中で、工場見学会や完成宅見学会に参加して、ハウスメーカーを選びましょう。

完成宅見学は実際の家の大きさや雰囲気がわかるのでに特におすすめ!
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実家近くに家を建てるなど、遠方に家を建てる場合は、こちらの記事も参考にしてください。
マイホームを契約してから引き渡しまでのスケジュール
ハウスメーカーと契約してから引き渡しまでは、約6ケ月~1年かかります。
流れを簡単に書くと、
- ハウスメーカーと契約
- プラン打ち合わせ
- 地鎮祭
- 基礎工事
- 上棟
- 竣工・引き渡し
です。
間取りやデザイン・設備などのプランの打ち合わせに我が家は4ヶ月ほどかかりました。

家って決めることがたくさん!2週に1回のペースで打ち合わせしました。
工事が始まってから引き渡しまではだいたい3~6ヶ月かかります。
ハウスメーカーと契約して、約1年見ておけば、大丈夫でしょう。
まとめ|マイホームを購入するまでの流れ・スケジュール
- 土地・ハウスメーカー探しに1~3ヶ月。(長い人は1年以上という場合も)
- 契約してから引き渡しまで、半年~1年
かかります。
ぜひ、希望時期に間に合うように計画的に家づくりをすすめましょう。
多くの方が一生に一度であろうマイホーム作り。
時間がなくて、焦って後悔なんてことのないように余裕を持って、早めに動き出しましょう。