転勤族が家を買う場所はどこがいい?4つのパターンとそれぞれのメリット・デメリット

転勤族が家を建てようとする時、頭を悩ますのがマイホームを建てる場所ですよね。
転勤族の方が選ぶ家を建てる場所のパターンは主に以下の4つになると思います。
- 現在住んでいる場所へ建てる
- 夫の実家の近くへ建てる
- 妻の実家の近くへ建てる
- その他の場所へ建てる

我が家は色々検討した結果、その他の場所へ建てました!
正直、今住んでいる場所でも実家の近くでもない場所へ家を建てる事は、土地探しからハウスメーカー探しなど大変な事もありました。



でも、転勤族だけど家を建てた事で、
マイホームに対する将来の不安や子供の転校への不安などが無くなり、
とても満足しています。マイホーム建てて良かったです(^^♪
この記事では、
- 転勤族の家を建てる場所のパターン
- そこに建てるメリットデメリット
- 我が家が今住んでいる場所でも実家の近くでもない場所へ家を建てることにした経緯
を紹介します。
転勤族が家を買う場所 1.今現在住んでいる場所
転勤族でお子さんがいるご家庭や都心に住んでいる方に多いのが、この「今住んでいる場所の近くに家を建てる」パターンです。
転勤族でも子供が転校を嫌がるようになってきた時、マイホームを検討する方も多いと思います。



我が家も子供が転校を嫌がった小3の時に、本気でマイホームの検討をはじめたよ
また、夫婦で共働きの方は、片方は転勤になっても、帯同せずに仕事を続けたいって場合、現在住んでいる場所の近くで家を建てる選択をします。
今住んでいる場所に家を建てるメリット
- 生活環境を変えなくてよい
- 周辺環境や雰囲気がわかるので、土地や物件が探しやすい
子供にとっては、転校しなくてもいいというのが最大のメリット。
性格的な部分も多少あると思うけど、転校に全くストレスを感じない子供はいないはずです。
- 学校が変わるとルールも変わる
- 友達とさよならして、新たな友達ができるか不安



子供だけでなく、親も新たな人間関係の構築や家族のフォローって大変ですからね・・
今住んでいる場所に家を建てるデメリット・注意点
- 一生涯、住む場所に適しているか?
- 単身赴任になった際や緊急時に頼れる人はいるか?
今の環境が一生続く訳ではありません。仲良かった人とずっと仲良しでいられるかは分かりません。
仲良かった人が引越ししてしまうことも・・。



我が家も東北に住んでいる時、子供も私も友人関係がすごくうまくいっていて、楽しかったので一瞬ここに定住する?と頭をよぎりましたが、辞めました。
理由は、
- お互いの実家までが遠すぎる(飛行機を乗り継がないといけない)
- 子供の進学先があまりない(一人暮らしをさせなければならない可能性が高い)
- 夫が遠くへ単身赴任になった時、急用ですぐに駆け付けることができない
といった立地面の理由からでした。
転勤族が家を買う場所 2.夫の実家の近く
夫が長男などの理由で、将来的にご両親の介護をする必要がある場合などの方が夫の実家の近くに家を建てる選択をします。
また、土地が安いから・・、土地を持っているから・・という場合もあるでしょう。
夫の実家の近くに家を建てるメリット
- 周辺環境や雰囲気がなんとなく分かる
- 緊急時に夫の実家に頼ることができる
- 親が困った時はすぐに駆け付けてあげられる



夫の両親との関係がすごくうまくいっていたら、楽しく過ごせそう!
子供も喜ぶと思うしね!
夫の実家の近くに家を建てるデメリット・注意点
- 夫の両親に干渉される可能性がある
- 夫の実家なので、いざという時、頼りにくい事も・・
- 自分の友人・知人はいない
転勤族で家を建てる場合、必ず考えておかなければならないのが、単身赴任になった時のことです。
転勤で夫がいつか単身赴任になった時、
- 夫がいない中、妻は夫の両親と仲良く過ごせますか?そうなるかもしれない覚悟はありますか?
- いざという時、夫のご両親と助け合いできますか?



転勤族って、身内と今まで離れて暮らしていたから近くに住むってどんな感じなのかよくわからないですよね・・
今までたまに会う分には仲良しでも、ずっと近くにいるとお互いストレスが溜まってくる可能性があります。
程よい距離感を心がけましょう。
転勤族が家を買う場所 3.妻の実家の近く
子供がいる転勤族に多いのが、妻の実家の近くに家を建てるパターンです。



私の転勤族の友人も、このパターンが意外と多いよ
この妻の実家の近くへマイホームを建てる方が多い理由はきっと、単身赴任になった時の事を考えての事でしょう。
- ママが体調を崩してしまった時、子供をみててほしい
- 上の子の参観日があるから、下の子を預かっていてほしい
- 子供の誕生日はパパが帰ってこられないから、祖父母と一緒に祝ってあげたい
いざという時頼りやすいのは、夫の両親ではなく、自分の親。という考えで、妻の実家の近くに家を建てます。
妻の実家の近くに家を建てるメリット
- 周辺環境や雰囲気がなんとなく分かる
- いざという時に頼りやすい
- 地元の友人・知人がいる
- 親が困った時はすぐに駆け付けてあげられる



親子関係が良ければ、きっと楽しく暮らせると思う。
でも親も老いていきますし、親しき仲にも礼儀ありで程よい距離間を大切にしましょう。
妻の実家の近くに家を建てるデメリット・注意点
- 妻の両親に干渉される可能性がある
- 夫の了解がなかなか得れない場合も・・
- 夫の実家への配慮も忘れずに・・
退職後は夫も住む事を考えると、なかなか納得してくれない夫も多いのも現実です。



なんとなく夫の気持ちもわかるので、難しいところではありますよね・・
夫の居心地の良い空間を作ってあげるなど配慮はしたいところですね。
また、夫の実家への配慮もきちんとすることを忘れずに!
転勤族が家を買う場所 4.その他の場所
- ずっと憧れの場所
- 将来の転勤先を見据えた場所
- 子供の進学の事を見据えた場所
このようなマイホームの場所の決め方もあります。



我が家もこのパターンだよ。
将来の転勤先と子供の進学、実家からの距離を考えて関東に決めました。
その他の場所に家を建てるメリット
- 住みたい場所に住むことができる
- 将来を見据えることができる
その他の場所に家を買うデメリット・注意点
- 土地探し、ハウスメーカー探しが大変
- 単身赴任になった際や緊急時に頼れる人はいない
住んだ事のない土地に家を建てるのは、正直大変です。
土地探し、ハウスメーカー探し、その土地のしきたりなど最初はわからない事だらけ。
我が家がその他の場所に家を建てた理由
我が家は以前関東に住んだ事があり、転勤で東北に引越しましたが、マイホームを関東に建てました。(夫婦ともに実家は関東でも東北でもありません)。
なぜ、現在住んでいる場所でも実家でもない場所に家を建てたのか?
それはこんな考えからです。
- 将来、関東に転勤になりそう
- 将来、子供が大学へ行く事になった時、自宅通学が可能。3人いるので、全員一人暮らしは経済的に厳しい
(どうなるかはわからないけど選択肢がたくさんあるという意味です) - 単身赴任になった際の交通アクセスが便利(運動会や急用でも電車や飛行機ですぐに行き来ができる)
- お互いの実家への交通アクセスがいい
- 将来的に、程よい都会に住みたかった



夫婦ともに、お互いの実家近くには兄弟が住んでおり、介護の心配がなかったというのも、大きなポイントかもしれません。
まとめ|転勤族が家を買う時、場所はよく検討しよう
この記事では、転勤族はどこに家を建てるのか?について、紹介しました。
- 現在住んでいる場所へ建てる
- 夫の実家の近くへ建てる
- 妻の実家の近くへ建てる
- その他の場所へ建てる
結論を言うと、「人それぞれ」になってしまいますが、今の事、将来の事を見据えて、納得のいく場所選びをしてくださいね。

