二世帯住宅はやめた方がいい?後悔しないためにメリットデメリットを紹介!

二世帯住宅はやめた方がいい?

「二世帯住宅ってやめた方がいいって聞くけど、どういった点が大変なの?」

「二世帯住宅の完全分離型でも、やめた方がいいの?」

二世帯住宅を検討される方の中には、一緒に住むことで親や義両親との関係が悪くなってしまったり、大変な思いをするのかなと不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際二世帯住宅を建てた人の中には、後悔・失敗したと感じている人がいるのも事実です。

しかし一方で、建築費用の負担が軽くなったり、家事育児を協力できたりと満足のいく暮らしを手に入れている人もいます。

この違いは一体何なのでしょう。

そこでこの記事は、以下のことを解説します。

  • 二世帯住宅はやめた方がいいと理由(デメリット)
  • 二世帯住宅で良かったと感じる理由(メリット)
  • 二世帯住宅で失敗・後悔しないためのポイント
  • 二世帯住宅をやめた方がいい人とは?

ぜひ二世帯住宅への不安を解消し、納得のいく家づくりをしてくださいね♪

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目次

二世帯住宅はやめた方がいいと言われる理由!デメリットだらけって本当?

二世帯住宅はやめた方がいいと言われる理由は主に以下の7つのデメリットがあるからです。

  • 生活リズムが合わず、しんどい
  • プライバシーを確保できない(嫁、婿がしんどい)
  • 兄弟や親戚が頻繁に来る可能性がある
  • 水道・光熱費の負担でもめやすい
  • 共有部分(庭や玄関など)の使い方や掃除でもめやすい
  • 親が亡くなった後のスペースに困る
  • 売却しにくい

後悔する方が多くいると聞きますが、どのような理由なのでしょうか?

以下で解説します。

①生活リズムが合わずしんどい

二世帯住宅ではリタイアした親世代と働いている子世代では生活リズムが合わず、トラブルになることがあります。

トラブルの主な原因は以下になります。

  • 深夜に洗濯機や食洗器を回す音に気を遣う
  • 両親の就寝後、音を気にして夜遅くまでテレビを見たりしにくい
  • 休日に両親が早く起きるので、子世代はゆっくり寝ることができない
  • 夜勤などの勤務の時、昼にゆっくり眠れない

生活リズムは習慣になるので、どちらかに合わせるのはストレスになってしまいます。

そのため、生活リズムが合わない方は二世帯住宅をやめた方がいいでしょう。

②プライバシーが確保できない(嫁、婿がストレスを感じやすい)

自宅ではリラックスしたいですよね?

ですが二世帯住宅で生活空間を共用している場合は、プライバシーを確保できず常に気を遣うためストレスを感じてしまいます。

プライバシーを確保できないと感じるのは以下の状況です。

  • 子育てに対して干渉される
  • 突然着て、ラフな格好でくつろいでいるのを見られる
  • 郵便物がチェックされる
  • 来客を呼びにくい
  • 掃除してない、洗濯していないなどチェックされる
  • 外出や外食など誘うべきか?気を遣う
  • 出前など親世帯の分も頼むべきか?気を遣う
  • ちょっとのお出かけでもお土産を買っていくべきか迷う
  • 生活音からどんな行動をしているか知られる

嫁や婿は二世帯住宅ならではの義両親との関係にストレスを感じてしまうことも多いでしょう。

③兄弟や親戚が頻繁に来る可能性がある

子世帯の兄弟にとったら、親世帯の家は実家になります。

そのため、二世帯住宅の場合、子世帯の家に兄弟や親戚が集まることになります。

  • 兄弟家族が頻繁に遊びに来る
  • 親世帯が兄弟の子(姪っ子、甥っ子)を預かっている

こういった場合、子世帯も顔を出したり、何か手伝ったりしなければと気を遣うことも多いでしょうし、自分たちのペースを乱されてしまいます。

また、嫁や婿の親が来た場合は、両家の親が顔を合わせることになるので、とても気を遣います。

④水道光熱費や生活費の負担でもめやすい

二世帯住宅では自宅にいる時間、水道や電気、ガスの使用量が異なるのでもめやすくなります。

水道、光熱費の負担でもめやすい状況は以下になります。

  • 水道費:親世代と子世代ではお風呂などでの使用量が異なる
  • 光熱費:日中家にいることが多い親世代と働いている子世代では使用量が異なる

水道、光熱費が上がっていると、お互い「無駄遣いしすぎ!」「節約してほしい!」と不満が出てきますので、しっかりとしたルール決めが必要ですね。

二世帯住宅でもメーターを分けて水道や光熱費を完全に別にしてしまうのも一つの手です。基本料金がそれぞれにかかってしまいますが、もめる事は少なくなるでしょう。

また、生活していると水道光熱費以外にも様々な支払いがあります。

  • 住宅ローン
  • 固定資産税
  • 火災保険料
  • 通信費(電話代、インターネット代)
  • NHK受信料
  • 町内会費
  • 修繕費

これらを支払う比率やルールを決めておかないと、不満やトラブルの原因になりやすいでしょう。

      ⑤共有部分(外観・庭など)の使い方や掃除でもめやすい

      二世帯住宅では共用部分の使い方や掃除でもめやすくなります。

      もめる原因は以下になります。

      • 共用部分に対する価値観が異なること
      • 掃除の頻度が異なること

      そのため、自分のペースで使用することや、掃除をすることができなくなるためストレスを感じてしまいます。

      ⑥親が亡くなった後のスペースに困る

      二世帯住宅の場合、親が亡くなった後の使わなくなったスペースをどうするか?が必ず問題に上がります。

      親が亡くなった後のスペースの選択肢は主に3つ。

      • すべてを売却、建て替え
      • 親世帯の部分を賃貸に出す(完全分離型の場合)
      • いつか子供家族を住まわせる

      どの選択肢をとっても、簡単にはいかないのが現実。

      建て替えするにはお金がかかるし、賃貸に出しても買い手がつかない可能性も十分ある。子供家族が同居を嫌がる可能性もあります。

      ⑦売却しにくい

      二世帯住宅は一般的な単世帯住宅と異なり、売却しにくいといわれています。

      売却しにくい点は以下になります。

      • そもそも二世帯住宅の買い手が少ないこと
      • 間取りが個性的であること
      • 土地や建物が大きいので、固定資産税やメンテナンス費用がかかること

      二世帯住宅を購入する時には、将来的にどうするのかまでしっかりと計画しておく必要があります。

      二世帯住宅のメリット5つ

      逆に二世帯住宅には、メリットも多くあります。

      • 家事の協力・分担ができる
      • 子供の面倒を見てもらえる
      • 介護がしやすい
      • 建築費の負担が軽くなることも
      • 補助金や税制面でメリットがある

      以下で解説します。

      ①家事の協力・分担ができる

      二世帯住宅では人数が多くなるため、家事を協力、分担できることがメリットになります。

      例えば、以下のようなときはお互い助かるでのはないでしょうか。

      • 働いている場合や体調が悪い時に、家事を手伝ってもらえる
      • 食材や調味料が足りない時、貸し借りできる
      • 外出中に荷物の受け取りをしてもらえる
      • 急に雨が降ってきたら洗濯物を取り込んでもらえる

      ②子どもの面倒を見てもらえる

      二世帯住宅では、家事の協力・分担と同様に子供の面倒を見てもらうことができます。

      • 買い物や用事の際、子供を預かってもらえる
      • 子供が体調不良でも、仕事を休まなくていい

      ③介護がしやすい

      二世帯住宅ではすぐ近くに両親がいるため、介護がしやすい状況にあります。

      • 家の行き来をしなくてもよい
      • 緊急時に対応でき、安心である

      受診の付き添いや買い物、食事の支度などを行いやすくなります。

      ④建築費の負担が軽くなることも…

      二世帯住宅は単世帯住宅と比べて高額になることが多いですが、単世帯住宅を2軒建てるよりは費用を抑えることができることもあります。

      また、もともと親世帯が持っていた土地に二世帯住宅を建てることも多いため、土地代が浮くというケースもあります。

      ⑤補助金や税制上のメリットが使える

      二世帯住宅では、4種類の補助金を受けることができます。

      • 住宅グリーン化事業(条件:新築木造)
      • リフォーム推進事業(条件:リフォーム)
      • 地域の住宅補助(条件:定住)
      • 住まいの給付金(条件:年収)

      また二世帯住宅では、2種類の節税効果もあります。

      • 固定資産税
      • 不動産取得税

      そのため、二世帯住宅を建てるには色々な補助金や、節税を行えるメリットがあります。

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      二世帯住宅で後悔しないためのポイント


      二世帯住宅のデメリットやメリットを解説しましたが、後悔しないための注意点をまとめます。

      • 生活スタイルに合わせた二世帯住宅のタイプを選択する
      • 音対策を考慮した間取り、構造にしておく
      • ルールを決めておく

      以下で解説します。

      ①生活スタイルに合わせた二世帯住宅のタイプを選択する

      生活リズムやスタイルがあまりにも違うと後悔しやすいため、自分たちに合うタイプの二世帯住宅を検討しましょう。

      二世帯住宅には3つの種類があります。

      • 完全同居型
      • 一部共用型
      • 完全分離型

      完全同居型は自宅内のほとんどのスペースを共用します。そのため、間取りを広く設けることができますが、生活リズムやプライバシーを確保することが難しくなります。

      一部共用型はキッチンやお風呂などを共用します。そのため完全同居型よりはストレスを感じることは少ないですが、スペースを共用している以上気を使うためストレスを感じてしまいます。

      完全分離型は、ひとつの建物内で完全に生活空間を分けることになります。そのためストレスを感じにくくなりますが、建築費が高額になってしまいます。

      ②音対策を考慮した間取り、構造にしておく

      デメリットでも解説しましたが、二世帯住宅では生活リズムが異なるので音対策を考慮した間取り、構造にする必要があります。

      • 寝室の真上に子供部屋を設けない
      • 階段をリビングに設けない
      • 玄関近くに寝室を設けない
      • 防音性の高い床や壁を使用する
      • 防音マットを敷く

      生活音が少なくなるだけでもストレスの軽減になるので、できることはしていきましょう。

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      ③しっかりとルールを決めておく

      お互いのプライバシーを守るためにもやって欲しくないことを伝え、しっかりルールを決めておきましょう。

      • 突然、訪問はしない
      • 育児や家事などに干渉しない
      • 金銭面の分担
      • 将来の家について

      また、実際に生活してみて違和感を感じた時や両親の体調不良、ライフスタイルの変化した時にも話し合い、ルールを見直していきましょう。

      二世帯住宅をやめたほうがいい人とは?

      二世帯住宅にはメリットもありますが、二世帯住宅をやめたほうがいい人とはどのような人でしょうか?

      以下で解説します。


      ①親世帯と嫁(婿)だけでもうまくコミュニケーションが取れない人

      親世帯とうまくコミュニケーションが取れない人は、二世帯住宅には向いていないです。

      二世帯住宅で共用部分がある家では何かしらのコミュニケーションが必要になるので、両親と仲がよくない場合はストレスに感じてしまいます。

      そのため、二世帯住宅を検討する前に両親の家に頻繁に泊まりに行き、両親と生活することがどのように感じるか体験しましょう。

      どうしても二世帯住宅になってしまう時には、完全分離型二世帯住宅を選ぶようにしましょう。


      ②過干渉な親や親戚がいる

      二世帯住宅では過干渉な親や親戚がいる場合はストレスを多く感じてしまいます。

      ストレスを感じる主な理由は以下になります。

      • 子育てへの干渉
      • 家事への干渉

      そのため、以前から子育てや家事への過干渉がある場合には二世帯住宅をやめた方がいいでしょう。

      ③こだわりが強い人

      二世帯住宅では、両親のペースに合わせないといけなくなる場合もあるので、こだわりの強い場合には二世帯住宅には向いていません。

      部屋のインテリアや外構にこだわりたい場合には両親と意見が合わないこともあるので、二世帯住宅はやめた方がいいでしょう。

       

      二世帯住宅についてまとめ

      二世帯住宅をやめた方がいい理由について理解できましたか?

      二世帯住宅では家事や子育てを分担することができ、建築費の負担も少なくなるメリットがありました。

      ですが、二世帯住宅ならではのデメリットが7つもありました。

      • 生活リズムが合わず、しんどい
      • プライバシーを確保できない(嫁、婿がしんどい)
      • 兄弟や親戚が頻繁に来る可能性がある
      • 水道・光熱費の負担でもめやすい
      • 共有部分(庭や玄関など)の使い方や掃除でもめやすい
      • 親が亡くなった後のスペースに困る
      • 売却しにくい

        上記のデメリットを対策できない人には二世帯住宅はやめた方がいいでしょう。

        二世帯住宅でやっていけそうだなと感じたら、ぜひ同じような家族構成の二世帯住宅の間取りをたくさんみて参考にさせてもらいましょう。

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