リビング床をタイルにして後悔!知っておくべきフロアタイル床のメリットデメリット

リビング床がタイルは後悔する?

リビング床をタイルにしようか迷ってるんだけど・・・
採用して後悔した人っているのかな?

デザイン性が優れているフロアタイル。ホテルライクなインテリアにしたい人に大人気です。

しかし見た目だけでなんとなく採用すると「もっとこうすれば良かった…」、「こんなはずじゃないのに」と後悔しているケースもあります。

そこでこの記事では、

  • 実際にリビング床をタイルにした人の後悔・失敗談
  • リビング床をタイルにするメリットデメリット
  • 後悔しないための注意点

を紹介します。

すみこ

フロアタイルは全体的には満足している人が多いから、
デメリットを受け入れることが出来れば、満足度が高くなる設備だよ

実際に後悔しないためのポイントも合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

リビング床をタイルにした人の後悔・失敗談・フロアタイルのデメリット

実際にリビング床をタイルにした人、検討した人の後悔や失敗談をご紹介します。

  • 素足で歩くと冷たい
  • 転んだ時にケガの危険がある
  • 物を落とすと壊れる
  • フローリングに比べ費用が高い
  • 長時間立っていると疲れる
  • ルンバが使えない

口コミや体験談をしっかりチェックしていきましょう。


素足で歩くと冷たい

https://twitter.com/hanbinmiyu/status/793749931341209600?s=46

タイル床はフローリングや無垢材とくらべて、素足で歩くと冷たいです。

そのため夏の暑い時期はひんやりして気持ちがいいですが、冬の寒い時期は足元から身体全体が冷えてしまい、スリッパが必須という声が多く見られます。

ただ足元の冷たさは、タイルの素材によってやや変化します。

タイルの素材
  • 塩ビタイル
  • コルクタイル
  • セメントタイル(石灰石や石こうでできたタイル)
  • セラミックタイル(陶磁器素材のタイル)
  • 瓦タイル(粘土を素材としたタイル)

この中でも「塩ビタイル」だと他の種類のタイルと比較すると、冷たさは若干軽減しますよ。

ただし、塩ビタイルは熱に弱いため床暖房が使用できないのでご注意くださいね。

床暖房を使用する場合は、セラミックタイルやセメントタイルなど熱に強いタイルの使用をおすすめします。

転んだ時にケガの危険がある

リビングがタイルの場合、フローリングよりも硬いため、転ぶとケガするという声もあります。

他にも、

  • 靴下、スリッパだとすべって転ぶ
  • 濡れていても、すべって転ぶ
  • 転んで、ヒザをケガする
  • 頭や腰などを打つと大ケガにつながる

赤ちゃんがつかまり立ちを始めた時期や小さな子どもがいる時期は、「ジョイントマットをひく」などの対応が必要です。

最近ではタイル調、大理石調のものもありますので、インテリアに合わせて選べますよ。

物を落とすと壊れやすい

タイル床はフローリングや無垢材よりも硬いので、お皿や携帯を落とすと割れてしまったといった声も聞かれます。

  • キッチンだと食器
  • リビングだとスマホや時計

などの落下に注意が必要ですね

小さいお子さんのいる家庭では、よくお皿や携帯を振りまわして遊ぶこともあるので注意が必要です。

フローリングに比べ費用が高い

タイル床はフローリングに比べ費用が高くなります。

床材の相場は以下の通りになります。

  • フローリング                約4,000円~/㎡
  • タイル床(セラミックやセメントタイル)   約6,000円~/㎡
  • 塩ビタイル                 約3,000円~/㎡

リビングを20畳(1畳は約1.62㎡)と考えると、

  • フローリング 約129,600円
  • タイル床   約194,400円

素材の金額だけで、約70,000円の差があります。

掃除がしやすく傷がつきにくいことを考えると、ランニングコストは安いですが、その分初期費用がかかりますね。

長時間立っていると疲れる

タイル床はフローリング床よりも硬く、沈みにくいです。

卵をやわらかい床、硬い床のそれぞれに落とした場合、卵にかかる衝撃のイメージがわきますよね?

床面が硬くなると、硬さが直接足に伝わってしまうため、足回りの筋肉に負担がかかり、疲れやすくなります。

気になる人は、「スリッパをはく」「よく使う場所はカーペットをひく」といった対応が必要ですね。

ルンバが故障しやすい

タイル床はルンバが故障しやすい場所にはいっています。

• 毛足の長いカーペットの上、ふとん、
毛布、マット、ベッド
• 高く不安定な場所、風呂場などの濡れた場所
• ストーブなど高温になる機器の周辺
タイル張りの床、大理石等の石材の床
コンクリートの床、屋根裏、石畳、
屋外、倉庫、工場

i5+取扱説明書

問題なく使えるという方もいらっしゃいますが、万が一故障した際、保証がおりない可能性があるので、注意しましょう。

リビング床をタイルにしてよかった点・メリット5つ!

一方で、リビング床をタイルにすることにはメリットもあります。

  • デザイン性が高い
  • 日焼けやシミになりにくい
  • 掃除しやすい(水や油に強い)
  • ペットのひっかき傷がつきにくい
  • メンテナンスしやすい

それぞれ解説しますね。

デザイン性が高い

リビングをタイル床にすることで、オシャレでお気に入りの空間を演出できます

タイルといっても種類や色、柄、形は豊富にあります。

  • 木目柄・・・落ち着いた雰囲気
  • 石目柄・・・ホテルライクな雰囲気
  • 無地柄
  • マーブル、花柄

リビングは一番長く家族が集まる場所で来客にも見られる場所なので、カッコいい空間にしたい人にはおすすめです。

日焼けやシミになりにくい

タイル床はフローリングや無垢材とくらべて、日焼けに強く、色あせしにくいです。

フローリングや無垢材は、窓際など日当たりの関係で時間の経過とともに色あせてしまいます。

家具を置いた場所、置いていない場所で日焼けの跡がくっきりとでてしまい、取り返しがつかない・・・なんてことも・・・。

フローリングや無垢材は日焼けの問題だけでなく、シミが残りやすいという問題もあります。

食べ物や色のついた液体をこぼすとシミになり、なかなかとれません。

食べこぼしの多いお子さんのいる家庭では、床にシートやタオルをひいて食べこぼしのシミから床を守るとか。

タイル床であれば、日焼けやシミの問題を一気に解決し、部屋のきれいさ、清潔さを保ちつづけますよ

掃除しやすい(水や油に強い)

タイル床は、食べ物や色のついた液体をこぼしてもシミになりにくい=汚れを吸収しづらいということがわかります。

掃除のしやすさは、タイル床の最大のメリット!

子どもの食べこぼしも、ぬれたタオルでサッと拭くだけでお手入れができます。

クレヨンや絵具などで子どもがいたずら書きをしても、お手入れがラクだとストレスが減りますよね。

ペットのひっかき傷がつきにくい

ペットがいるご家庭も、タイル床がおすすめです。

フローリングは素材がやわらかく傷つきやすいですが、タイル床は素材が硬いため、ペットによるひっかき傷がつきにくいです。

「タイルは滑りやすいのでは?」との意見もありますが、タイル表面に凹凸やザラつきがあり、滑り止め加工されているもの、汚れが付きにくいものを採用することで、解決しますよ。

メンテナンスしやすい

もともと傷がつきにくく、こわれる心配も少ないタイルですが、もし壊れたとしても修理がしやすいです。

フローリングや無垢材だと、こわれた部分よりも大きな面積をとって修理する必要があります。

タイル床であれば、傷のついた部分のタイルのみ交換すればいいので、修理代はフローリングや無垢材より安く済みますよ。

リビング床はタイルかフローリングか?向いている人を紹介

リビング床はタイルとフローリング、どちらが向いているか、それぞれ紹介します。

リビング床はタイルが向いている人

リビング床にタイルが向いている人は以下の通りです。

  • ラクにお手入れをしながら、きれいなリビングを保ちたい人
  • 他の家とは違ったリビングを演出したい人

ラクにお手入れをしながら、きれいなリビングを保ちたい人

タイル床のメリットは、なんといってもお手入れのしやすさです。

油や水などフローリングや無垢材だとシミになる汚れも、あっという間にとれます。

「来客が多いから、どんなときでもきれいなリビングにしておきたい」

「子どもがすぐに汚してしまうから、お手入れはかんたんに済ませたい」

きれいなリビングを保つことで、「いつお客さんが来ても安心!」「掃除の時間が減って、ゆとりができる」状態になりますよ。

他の家とは違ったリビングを演出したい人

デザイン性が高いタイル床。

床材の主流はフローリングであり、リビング床をタイルにするご家庭は少ないです。

石目柄やカラフルなデザインのタイルを採用することで、他の家とは一風変わったリビングを演出できます。

きれいでデザイン性のあるリビングだと、たくさんのお客さんを呼びたくなりますね。

リビング床はフローリングが向いている人

リビング床はフローリングの方がいいかなと感じる人は以下の通りです。

  • 転ぶとけがをする可能性が高い人
  • できるだけ初期費用を抑えたい人

転ぶとけがをする可能性が高い人

タイル床のデメリットで、「滑りやすい」「長時間立っていると疲れる」をあげました。

高齢者や足腰の弱い人が同居する場合、滑って骨折なんてことも・・・。

「長時間立っていると疲れる」ということは、筋肉の負担も大きくなります。

足腰の弱い人にとって、「くつろぐ空間」であるはずのリビングが、「ストレス空間」になってしまいます。

フローリングであればややクッション性があるため、足腰への負担も減り、タイル床よりは転んでも怪我をしにくいですよ。

できるだけ初期費用を抑えたい人

タイル床はランニングコストこそ安く済みますが、初期費用は高いです。

「タイル床も気になるけど、キッチンにもお金をかけたい」

「これから買う家具も、いいものを選びたい」

家づくりは建築費用だけでなく、家具や引っ越し代もかかります。

すべてにこだわりを詰めることができればいいのですが、大きな金額をみると、なかなか難しいです。

最近では、タイル床風のフローリングもありますよ!

まとめ

今回は、実際にリビングをタイル床にした人の後悔した口コミや、デメリット・メリットについて紹介しました。

タイル床を後悔なく決めるポイントは、「自分の理想とする生活スタイルにあっているか」になります。

半永久的に新築の状態を感じさせてくれるタイル床。

リビングだけでなく、玄関やトイレ、浴室やキッチンなど、部分的に取り入れる家庭も多いです。

「リビング床にタイルを使ってみたいな・・・」と少しでも興味を持った人は、一度ハウスメーカーや工務店に相談してみてくださいね。

ハウスメーカー選びで後悔しないためには?

ハウスメーカーにはそれぞれ特徴があり、出来ること出来ない事・得意不得意があります。

  • 開放感のある間取りにしたかったのに、間取りの制約が多いハウスメーカーにしてしまった…
  • オプション費用が高額で、予定より予算オーバーで色々諦めるしかない…

このようにハウスメーカー選びで後悔しないためには、以下の手順で進めていきましょう。

  1. 実現したい暮らしをイメージする
  2. 複数社でプランを比較する
  3. 気になるハウスメーカーを絞り、実物を見る

①実現したい暮らしをイメージする

  • 家事動線の家がいい
  • リビングに庭が見える大きな窓が欲しい
  • 耐震などは絶対安心できる家がいい

建てた家でこれからどんな暮らしをしたいのかを家族で話合ってみましょう。

そこで役立つのが、ハウスメーカーのカタログです。

カタログ請求

ハウスメーカーのカタログは、自分達の得意とする工法、デザインや間取りを多く載せているので、どんな暮らしをしたいかをイメージできると同時に好みの住宅会社を見つけることもできます

「こんな家いいな」「このキッチン素敵だな」「このリビングの雰囲気好きだな」あなたがいいと感じた部分に付箋を貼ったり、切り抜いてまとめておくと、家族や設計士さんにイメージを伝える時にもとても役立ちますよ。

ハウスメーカーの一括資料請求サービスは、「ライフルホームズ」が使い勝手が良くておすすめ!

予算や地域、テーマ別などあなたの要望に合わせて、住宅カタログを探すことができますよ♪

\家づくりのアイデアが満載/

②複数社でプランを比較する

家づくりの要望が決まったら、 必ず複数社にプランを出してもらい比較して決めましょう。

ハウスメーカーにもそれぞれ特徴があり、 出来ること出来ない事・得意不得意があります。

同じ要望を伝えても、出てくるプランは全く違います。

  • 出来る・できない
  • 価格
  • 間取りや提案力
  • 保証内容

比較して、あなたの希望に一番合うハウスメーカーを決めていきましょう。

タウンライフ家づくり」を使うと、あなたの要望に合う住宅会社をピックアップして、間取りプランの提案・概算見積もりの作成を無料で依頼することができます。

一条工務店の間取り

住宅展示場へ行かなくても、家にいながらハウスメーカーやプランの比較・検討ができますのでぜひ利用してみてくださいね♪

\カタログ・間取りプランが同時にもらえるのはココだけ/

毎月5,000人以上が利用の大人気サービス

③気になるハウスメーカーを絞り、実物を見る

ハウスメーカーカタログや間取りプランを見ながら、気になるハウスメーカーが数社に絞れたら、実際に完成宅見学会や住宅展示場で実物を見てみましょう。

自分の希望と同じくらいの大きさの家を実際に見ることで、イメージと本当に合っているか確認できます。

  • 広さや雰囲気
  • 音やニオイの伝わり方
  • 暑さ・寒さ

カタログや資料ではわからない部分もあるので、実際に体感して、納得してからハウスメーカーを決めることで理想のハウスメーカーが見つかりますよ。

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