ピットリビングのよくある後悔!知っておくべきデメリットと気を付けるポイント

ピットリビングは後悔しない?

ピットリビングとは、床を一段下げたリビング空間のこと。

(ダウンリビング、ダウンフロア、サンクンリビング、掘り下げリビングなど様々な呼び名があります。)

住宅展示場でも採用されていることがあり、リビングが個性的でおしゃれになりますよね。

個人的には、もし次家を建てる機会があるなら採用したい間取りの一つでもあります。

しかし一般的な住宅ではまだ珍しく、実際にピットリビングを採用した人の中には「段差が危ない」「お掃除ロボットが使えない」と後悔している人もいます。

リビングは家族が日常的に使う空間であるため、実用面が気になる方もいるでしょう。

そこでこの記事では、リアルな口コミとともにピットリビングについてまとめました。

この記事で分かること

ぜひ最後まで読んで、後悔のない家づくりにしてくださいね。

目次

ピットリビングで後悔する事例(デメリット)

出典:タマホーム

ピットリビングの採用により後悔する事例やデメリットは以下のとおりです。

  • 老後や赤ちゃんには段差が危ない
  • お掃除ロボットが使えない
  • ホコリが溜まりやすい
  • 模様替えがしづらい
  • 基礎から冷気が伝わり寒い
  • 費用がかかる
  • 長期優良住宅が取れない場合がある

それぞれ紹介していきますね。

老後や赤ちゃんには段差が危ない

ピットリビングはリビングに段差をつくることになるため、落下の危険があります。

30cmほどの高さではあるものの、老後や赤ちゃんにはリスクが大きいでしょう。

若いときでも、子どもを寝かしつけたあとの薄暗いリビングを歩くときや夜中にトイレに行くときなどに、うっかり踏み外してケガをする可能性があります。

お掃除ロボットが使えない

お掃除ロボットは段差の上り下りができないため、ピットリビングの床や段差部分まではキレイにしてくれません。

ピットリビングだけは自分で掃除をするか、お掃除ロボットを抱えて移動させる必要があります。

1回あたりの手間は大きくありませんが、掃除は一生続くものです。

面倒に感じるようであれば、ピットリビングはおすすめしません。

ホコリが溜まりやすい

段差の隅にホコリが溜まりやすいこともデメリットの1つです。

通常のリビングであれば、部屋で舞ったホコリは部屋の隅に溜まります。

一方でピットリビングがあると、ホコリを段差が受け止めることになるため、部屋の隅だけでなく段差の隅も掃除しなければなりません。

お掃除ロボットが使えないため、自分の手で掃除をすることになります。

模様替えがしづらい

ピットリビングがあることで、模様替えがしづらくなります。

子どもの成長や趣味の変化によって、家具やインテリアは変えたくなるもの。

例えば、

  • 子供が増えたので、ダイニングテーブルを大きくしたい
  • リビングに在宅勤務できるスペースを作りたい

など。

長く住むほど、模様替えをする可能性は大きいといえます。

しかし、ピットリビングの位置やサイズは固定されているため、置けるモノや場所にも制約が出てきます。

とくにソファのサイズには注意が必要です。

「理想のソファを見つけたけど、ピットリビングに入らない・・・」ということにならないようにしましょう。

基礎から冷気が伝わり寒い

床を低くすることで基礎のコンクリートに近づくため、冷気が伝わりやすくなります。

段差により床下の空気と触れる面積が増えることも理由です。

冬は寒さを感じやすくなるでしょう。

「くつろぐためのスペースを作ったのに、寒くて長くいられない」ということになるのはもったいないですよね。

しっかりと基礎断熱をしたり、床暖房を設置したりすることをおすすめします。

ただし、ピットリビングに床暖房がつけられないハウスメーカーもあるため、事前に確認しましょう。

ハウスメーカーによって構造が違いますので、しっかりと確認、体感しましょう。

費用がかかる

ピットリビングを設置するための費用がかかります。

6〜8畳のピットリビングであれば、50万円ほど建築費がアップするでしょう。

段差に引き出し収納をつけたり、床暖房をつけたりする場合はさらに増えます。

ピットリビングにしたことで予算オーバーになり、ほかにやりたかったことを諦めるようなことにならないよう、優先順位を整理しましょう。

間取り決めにおいて、優先順位は誰もが頭を悩ませます。間取りの決め方については別記事でご確認ください。

長期優良住宅が取れない場合がある

ピットリビングがあることで、ハウスメーカーによっては長期優良住宅の認定が受けられなくなります。

床を下げることにより、点検維持のために必要な床下空間の高さが確保できないためです。

長期優良住宅ではない場合、住宅ローン控除や税金の優遇が受けられません。

ただし、長期優良住宅の申請のためには費用がかかるため、どちらの方が金銭面でのメリットがあるのかは年収や住宅ローン借入額によります。

また、長期優良住宅の条件を満たすようなピットリビングを作れるハウスメーカーもあるため、事前に担当者に確認しましょう。

ピットリビングのメリット

出典:ミサワホーム

ピットリビングを採用することで、以下のようなメリットがあります。

  • おしゃれな空間ができる
  • 空間が広いまま仕切ることが出来る
  • おこもり感があって落ち着く
  • 段差部分を活用できる(腰掛け、収納、テーブルなど

それぞれ解説していきますね。

おしゃれな空間ができる

段差によりメリハリがつき、LDKがおしゃれな空間になります。

ピットリビングは通常のリビングにはない手法です。

住宅展示場でも採用されることがあるように、ワンランク上のデザインになるでしょう。

また、ソファなど家具が低くなることで目線を遮るものがなくなり、開放感も得られます。

空間が広いまま仕切ることが出来る

空間を仕切るには、通常は壁を設けなければなりません。

ピットリビングであれば、LDKの広さはそのままに、段差によって空間が仕切られているように感じられます。

くつろぐスペースと食事するスペースが区切られ、すっきりした印象になるでしょう。

また、ピットリビングを子どものプレイスペースにすることで、おもちゃが散らかりにくくなるメリットもあります。

おこもり感があって落ち着く

段差によって四方が囲まれているため、おこもり感のあるスペースになります。

通常のリビングよりも居心地がよく、仕事や育児で疲れた身体を癒せるでしょう。

ソファではなくビーズクッションなどを使って床に寝転がるようにすれば、さらに居心地がよい空間になりますよ。

また、友人や親族を招いた際にも、おこもり感によりリラックスして会話を楽しめるでしょう。

段差部分を活用できる

段差部分をテーブルや腰掛け、収納などの家具代わりに活用することもできます。

テーブル・腰掛け・収納を別で置かなくてよくなるため、リビングがすっきりするでしょう。

たとえば、以下のような段差の使い方ができます。

  • 飲み物を置く
  • 日記を書く
  • 子どもがお絵かきをする
  • 来客のときに、腰掛けとして使ってもらう
  • おもちゃやブランケット、マッサージアイテムをしまう

ピットリビングで後悔しないための注意点

出典:住友林業

ピットリビングを採用することで後悔しないために、次のポイントを押さえておきましょう。

  • ある程度広めのLDKを採用する
  • 奥まった場所に設置する
  • ソファを置きたい場合は、先にソファを決める
  • 実際に体感する(特に天井高が高い場合、落ち着かないケースも)

順番に解説していきますね。


ある程度広めのLDKを採用する

ピットリビングを設置したい場合、LDKはある程度広くすることをおすすめします。

広めのLDKにすることで、部屋の中を歩くうえで十分なスペースができるため、段差から落下する可能性が低くなるためです。

また、お掃除ロボットもピットリビングをよけながら移動しやすくなります。

目安として、6畳のピットリビングを採用する場合には、LDKは20畳以上の広さにするとよいでしょう。

奥まった場所に設置する

ピットリビングは、LDKの奥まった場所に設置しましょう。

中心に近いところにあると、生活動線や家事動線をふさぐことになり、ピットリビングをジャマだと感じてしまうかもしれません。

たとえばダイニングと個室を行き来するときに、いちいち段差をよけて遠回りしたり、段差を下りて上がる動作が必要になったりします。

また、奥まった場所にあるほうがおこもり感が強くなり、より居心地のよいものになるでしょう。

ソファを置きたい場合は、先にソファを決める

ピットリビングにソファを置く場合、ソファを決めたあとにピットリビングのサイズや配置を決めましょう。

模様替えがしにくいスペースであるため、先にピットリビングのサイズや配置を決めてしまうとソファの選択肢が限られてしまいます。

また、ソファは5〜10年での買い替えになるため、将来的に少しサイズが大きいソファが欲しくなったときのために、ピットリビングの広さには余裕を持たせておくとよいでしょう。

実際に体感する(特に天井高が高い場合、落ち着かないケースも)

実際にピットリビングを体感したうえで、採用を検討しましょう。

床を下げることで天井との高さの差を感じやすくなるのがピットリビングの特徴ですが、落ち着かないと感じる人もいます。

とくに天井高を270cmなど高くしたり吹き抜けにしたりする場合は注意してください。

ピットリビングがある住宅展示場や住宅見学会などで、実際に体感してみることをおすすめします。

ピットリビングが採用できるハウスメーカー

ピットリビングを採用できるハウスメーカーは以下のとおりです。

独自の呼び方をするハウスメーカーもあります。ヘーベルハウスはF.lower living(フラワーリビング)、大和ハウスはロースタイルリビング、タマホームはダウンフロアという名称です。

他にもサンクンリビングとも呼ばれます。

ハウスメーカーによって以下の点に違いがあるため、間取り決めの段階で担当者に確認しましょう。

  • 長期優良住宅の認定が取れるか
  • 床暖房を入れられるか

また、ピットリビングは実際に体感したうえで採用を検討することが重要です。

住宅展示場にピットリビングを採用しているなど、実績のあるハウスメーカーに依頼することをおすすめします。

ピットリビングが得意なハウスメーカーについて詳しく知りたい場合は、「カタログの一括請求を利用し要望欄にピットリビングのある間取りの提案が欲しいと書く」のがおすすめです。

まとめ|後悔例を参考におしゃれで快適なピットリビングを作ろう

ピットリビングはLDKをおしゃれな空間にするだけでなく、よりくつろげるスペースとして使えたり、段差をテーブルや腰掛けなどの代わりに使えたりもします。

その一方で、以下のような後悔ポイントがあります。

  • 老後や赤ちゃんには段差が危ない
  • お掃除ロボットが使えない
  • ホコリが溜まりやすい
  • 模様替えがしづらい
  • 基礎から冷気が伝わり寒い
  • 費用がかかる
  • 長期優良住宅が取れない場合がある

失敗のない家づくりにするためにも、ピットリビングがあることで生活が不便になったり落下の危険が増したりしないよう気を使いましょう。

また、実際に体感したうえで採用を検討するために、ピットリビングの実績が多いハウスメーカーに依頼することをおすすめします。

間取りで後悔・失敗しないためには?

たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。

どちらも家で簡単にできる事なので、一生に一度の家づくりで後悔したくない人は必ずやっておきましょう。

STEP.1|カタログで間取りをたくさん見る

理想の間取りを作るには、やりたい事をしっかりと決めることが重要です。

そこでおすすめなのがハウスメーカーのカタログをたくさん見ること!

ハウスメーカーのカタログは、各社トレンドの間取りや好評な間取りの実例が写真付きで数多く載っています。

すみこ

色んなハウスメーカーのカタログを見ていると、好きな雰囲気や取り入れたい動線や間取りのイメージが固まってくるよ

ハウスメーカーのカタログを集めるには、「ライフルホームズ」が使い勝手が良くておすすめ!

予算や地域、テーマ別などあなたの要望に合わせて、住宅カタログを探すことができますよ♪

すみこ

好きなイメージ写真を切り抜いておくと、打ち合わせの時にイメージを伝えるのにピッタリです!

「もっといい間取りに出来たかも…」という後悔をしないためにも、ぜひやっておきましょう。

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>私がライフルホームズを使ってみた体験談

STEP.2|間取り診断を受ける

  • 本当にこの間取りで大丈夫かな?
  • もっといい間取りはないかな?

と不安な時は、間取り診断を受けましょう。

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