キッチンを腰壁ありにしたら後悔する?知っておくべきメリットデメリット

キッチンの腰壁で後悔?

キッチンを腰壁ありにしようか迷ってるんだけど・・・
採用して失敗・後悔した人っているのかな?

キッチンを腰壁ありにすると、手元が隠せるからいい気がしますよね!

しかし、なんとなくで採用すると「もっとこうすれば良かった…」、「こんなはずじゃないのに」と後悔しているケースもあります。

そこでこの記事では、

  • 実際にキッチンの腰壁を採用した人の失敗談
  • キッチンを腰壁ありにするメリットデメリット
  • 後悔しないための注意点

を紹介します。

すみこ

キッチンの腰壁は高さが重要。
デメリットを受け入れ、注意点を守れば、圧迫感も出ずオシャレになること間違いなし!

実際に失敗しないためのポイントも合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

キッチンの腰壁・立ち上がりに関するよくある後悔・失敗談

実際にキッチンに腰壁を採用した人、検討した人の後悔や失敗談をご紹介します。

  • 腰壁の高さが低かった
  • 腰壁の上に物を置きっぱなしにしてしまう
  • コンセントやスパイスニッチを作れば良かった

口コミや体験談をしっかりチェックしていきましょう。

腰壁の高さが低かった

ある意味アイランドのほうがキッチンていう存在感は出るかもなーと思う

圧迫感気にして私は腰壁低めにしたけどゴチャっと感が見えるし、もう少し高さあっても良かったなと後悔中…

あと来客時に中途半端に片付けるよりも壁で見えないキッチンのほうが生活感消えるかなぁ

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生活感を隠したいけど、圧迫感が出るのも困る・・・と悩む人は多いです。

腰壁の上に物を置きっぱなしにしてしまう

手元を見られたくないから腰壁をつけたのに、気がつけば腰壁の上に物が沢山。

腰壁の上はキッチン側からもリビング側からも物が置けて便利なのでついついいろんな物をおいてしまいがちです。

コンセントやスパイスニッチを作れば良かった

せっかくキッチンに腰壁を作るんだったら、コンセントやスパイスニッチが欲しいですよね。

キッチンを腰壁ありにした際のデメリット

次に、キッチンを腰壁ありにした際の主なデメリット4点を紹介します。

下記に具体的に紹介しますのでご覧ください。

  • 腰壁の高さや色によっては圧迫感が出ることもある
  • 掃除が手間である
  • 食器の受け渡しなど動線に成約が出る

選ぶ前にマイナス面もしっかり確認しておきましょう。

圧迫感が出る

開放的でコミュニケーションの取りやすいキッチンをイメージして対面キッチンにしたのに腰壁の高さや色によっては、開放感より圧迫感を感じる結果になってしまうこともあります。

調理スペースを完全に隠したい場合は立ち上がりが30cmは必要ですが、腰壁の高さや下がり天井との組み合わせ方によっては、リビングダイニングとの一体感が感じにくくなってしまいます。

また、腰壁を収納やカウンターにする場合も厚みが出てしまって、リビング・ダイニングが狭くなることもあります

リビング・ダイニングとのバランスや、腰壁をつける目的をよく検討しましょう。

すみこ

開放的でコミュニケーションの取りやすいLDKにしたい人は要注意!

掃除が手間である

キッチンに腰壁があると、フルフラットに比べ凹凸も増え、さっとひと拭きというわけにはいきません

継ぎ目や立ち上がり部分の掃除も必要なため、こまめな片付けとお掃除が必要です。

動線に制約がでる

両側から作業ができるフルフラットキッチンに比べて、腰壁付きはキッチンへの周りこみが必要なため、どうしても動線が制約されてしまいます

料理やお皿の受け渡しなど、リビング・ダイニング側からも作業するイメージなら腰壁を低くするかフルフラットがおすすめです。

すみこ

低めの立ち上がりにすると、視線や動線は問題ないよ

キッチンを腰壁ありにするメリット

一方で、キッチンを腰壁ありにする事には主なメリット6点もあります。

  • キッチンの手元を隠せる
  • キッチンにニッチやカウンターを作りやすい
  • 水や汚れの飛び散りを防いでくれる
  • 価格が安い
  • 自分好みのデザインにしやすい
  • コンセントをつけられる

ひとつひとつ見ていきましょう。

キッチンの手元を隠せる

キッチンに腰壁がある最大のメリットは何といってもキッチンの手元が隠せることです。

  • 食器を洗っていなくても、リビングからはスッキリ見える
  • 普段から洗剤やスポンジ、調味料などの生活感が隠せる

急な来客が来ても、とりあえず隠せると安心感が変わりますよね。

開放感を優先して手元だけを隠したり、水ハネ油ハネを隠せる高さ、家電もしっかり隠せる高さなど、求める機能によって腰壁の高さは変えられます。

リビング・ダイニングから見る印象も変わって来るので、スッキリ見せたいのか開放感を求めるのかなど全体の空間をイメージして考えましょう。

キッチンにニッチやカウンターを作りやすい

料理しながら子どもの勉強を見たり、さっと食事を食べさせたいときに便利なのがカウンターです。

できた料理を置いたり、食べ終わった食器を一旦置くなど多用途に使えてとっても便利。

またニッチ(壁をくり抜くように設ける収納)を作りやすいのもポイント。腰壁分のデッドスペースを収納にしてカトラリーや小皿などLDK側でよく使うものを収納しておけば家族で協力して食事の準備がしやすくなります。

あまり幅がなくても雑誌などを正面に向けて置くくらいのニッチならいいアクセントになりますね。

水や汚れの飛び散りを防いでくれる

キッチンでの水ハネや油の飛び散りは避けては通れないものです。

腰壁があるとある程度の水ハネや油ハネを防いでくれる上に、素材によっては防火性や耐久性が向上する場合があります。

料理の頻度にもよりますが、炒め物・揚げ物を良くする方は、腰壁で防いでくれるとありがたいですね。掃除もぐんと楽になります。

価格が安い

一般的にキッチンはフルフラットより腰壁ありの方が安い住宅会社が多いです。

メーカーにもよりますが、差額は15〜30万円ほど。

標準仕様が腰壁ありの壁付けキッチンでフルフラットにする場合はオプションになる住宅会社が多いです。

腰壁キッチンにして本体の価格を押さえることが出来れば、オプションでいい設備を入れることも可能なので、結果的に満足度が高くなります。

アクセントになる、自分好みのデザインになる

腰壁の仕上げ方次第でLDKの印象はガラリと変わります。

  • タイル
  • モルタル
  • モールテックス
  • アクセントクロス
  • 収納や飾り棚をつける

キッチンを自分好みのデザインにしやすいのもメリットの一つですね。

コンセントをつけられる

キッチンのデスクトップは、意外と電化製品を使うことが多いですよね。

ハンドミキサーやジューサーなど汚れ物が多い場合は特に洗い場の近くで作業したいもの。

腰壁の立ち上がり部分の側面に付けておくと何かと便利です。

キッチンの腰壁ありなしどっち?向いている人、向いていない人

メリットデメリットが分かっても、キッチンの腰壁ありなしはとっても迷いますよね。

そこでキッチンの腰壁ありがどんな人に向いているか向き不向きについてまとめてみました。

キッチンを腰壁ありで向いている人

  • こまめな片付けが苦手な人
  • カウンターやニッチがほしい人
  • 開放感よりスッキリ見せるほうが大事な人

片付けが苦手でキッチンが散らかりやすい人や、カウンターやニッチが欲しい人には腰壁ありが向いています。

高さで開放感とのバランスを取りつつ、手元が隠せるメリットは大きいので腰壁の素材やニッチでアクセントをつけて好みのキッチンに近づけましょう。

キッチンを腰壁ありに向いていない人(フルフラットキッチン向きな人) 

  • とにかくLDKを広く見せたい人
  • 開放感が最優先の人
  • 硬質感のあるスッキリとしたデザインが好きな人
  • 下がり天井や吊戸棚をつけたい人

少しでもLDKを広く見せたくて、開放感がほしい人、無駄な装飾を省いたスッキリとしたデザインが好みの人には腰壁は向きません。

どうしても区切りができてしまうので、LDKの一体感という点でも広く見せたい人は腰壁ありよりフルフラット向きと言えるでしょう。

また、キッチンに下がり天井や吊戸棚をつけたいと考えている人は、腰壁ありだと圧迫感が出てしまう可能性が高いので、おすすめ出来ません。

キッチンに腰壁を作る際の注意点

腰壁は、造作で作るため自由度が高い分、注意点がいくつかあります。

  • 身長や用途に応じて腰壁の高さを検討する
  • 何をどこにしまうかおおまかに収納計画を立てておく

一つずつ見ていきましょう。

身長や用途に応じて腰壁の高さを検討する

一般的には立ち上がりが15cm~25cmが使いやすいと言われていますが身長によっても使いやすさは変わってきます。

主に使う人を基準に、リビング・ダイニングとのコミュニケーションが取りやすさや腰壁の天板やカウンターの使いやすい高さを検討しましょう。

  • 手元を隠したいけど開放感も欲しい人は10~15cm
  • 最低限の油ハネや水ハネを防ぎたい方は20cm
  • スパイスニッチやコンセントをつけたい人は30cm

くらいが目安と言われています。

ぜひ、実際に確認して決めましょう。

何をどこにしまうかおおまかに収納計画を立てておく

いざキッチンが完成して収納してみると、思いのほか収納が少なかったり、ほしいところに収納がなかったり。仕方なく予定外のところに収納するようなことにはなりたくないですよね。

あらかじめ何をどこで使うのか、よく使うものは何なのかなど、一番効率の良い動線と収納について計画を立てておくと失敗しにくくなります。

鍋とコンロ、食洗機と食器棚、カトラリーとダイニングテーブルなど、いちいち仕舞ったり取りに行くのが面倒なものは近くに収納できるよう考えておきましょう。

まとめ

この記事ではキッチンの腰壁を実際に取り入れて後悔した口コミや、立ち上がりキッチンのデメリット・メリットについて紹介しました。

キッチンは毎日使う場所であり、視線の行きやすい場所でもあるので開放感や見た目と使い勝手のバランスがとても重要です。

自身のキッチンやLDKに求める優先順位や機能などをよく整理して、後悔のないキッチンを作ってくださいね。

間取りで後悔・失敗しないためには?

たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。

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すみこ

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