乾太くんを「やめた」9つの理由!最悪・後悔とならないためのコツを紹介

乾太くんをやめた理由

忙しい毎日を助けてくれる衣類乾燥機の乾太くんの導入を検討する人が最近増えてきています。

乾太くんとは、リンナイ製のガス衣類乾燥機。

  • 共働きで時間がない
  • 早く洗濯物を乾かしたい
  • 洗濯物干しをやめたい

忙しい毎日を助けてくれる欠かせない大人気アイテムです!

しかし、実際に乾太くんを検討したけどやめたという方も多くいらっしゃいます。

そこで今回、乾太くんを買ってから後悔しないよう、「乾太くんの購入をやめた理由」をまとめました。

乾太くんを購入する前に「やめた理由・後悔した理由」を知っておけば、必要か必要でないかが分かりますので、ぜひ参考にしてください!

目次

乾太くんを「やめた」9つの理由(デメリット)

乾太くんをやめた理由でよく聞かれるデメリットは以下のとおりです。

  • 工事のハードルが高い・設置できない
  • ガス代がかかる(オール電化が良かった)
  • 洗濯機から移し替えるのが面倒
  • 衣類によっては縮んでしまう
  • メンテナンスが必要
  • すぐ取り出さないとシワになる
  • 場所をとる
  • 排気口からゴキブリなどの虫が入る可能性がある
  • 外から冷たい風が乾太くんを通して入ってくる
  • 柔軟剤のニオイがなくなる

それぞれ紹介していきますね。

 工事のハードルが高い・設置できない

乾太くんを設置するには、「ガス配管工事」と「ダクト配管工事」が必要。

  • 「ガス配管工事」・・・ガスボンベ、ガスメーターの設置、ガス配管の延長、壁を貫通させる、元栓の設置
  • 「ダクト配管工事」・・・乾燥する際に出る熱や湿気を屋外へ出すための配管を設置。ガス配管工事とは別にダクト用の穴を天井や壁にあける必要もある

そのため、屋内に設置するの場合、「壁に穴が開けられる」か「近くに窓がある」必要がありますが、逆を言えば、この条件を満たせない場合は設置しようにも出来ません!

また乾太くんの工事費用の相場は、5万円前後(本体価格を除く)と言われています。

ドラム式の洗濯乾燥機であれば、コンセントをさすだけで使用できるので、乾太くんは余分に工事費用と時間がかかります。

自分たちでガス会社を選定し工事依頼する手間もあり、やめたという声もよく聞かれます。。

ガス代がかかる(オール電化が良かった)

新築では「オール電化にするぞ!」と考えている人も多いですよね。

「オール電化なら、乾太くん無理でしょ」と購入をやめた人も多くいます。

オール電化を使用中でも、ガス会社と契約すれば乾太くんを使用できます。

しかしオール電化であれば、基本料金も1本化できるので、乾太くんのためだけにガスの基本料金がかかるのもなぁとやめる人もいます。

洗濯機から移し替えるのが面倒

ドラム式洗濯乾燥機の場合、一度洗濯物を入れてスイッチを入れれば乾燥までしてくれますが、乾太くんは洗濯機で洗った洗濯物を乾太くんに移し替える必要があります。

乾太くんを設置する場所は、洗濯機の横か、もしくは洗濯機の上に設置した台となります。

 毎日5〜6㎏の濡れた洗濯物を横ならまだしも、洗濯機の上に移動させる作業は、疲れた身体には大ダメージです。

 「洗濯と乾燥を夜のうちにしてしまいたい!」

そういって遅い時間帯に洗濯したあと、うっかり寝てしまって乾燥し忘れる・・・なんてことも。

家事を一つでもやめたい!と考えている人には、乾太くんをおすすめできません。

衣類によっては縮んでしまう

 乾太くんのようなガス式衣類乾燥機は、ガスによって発生した約80度の高温で衣類を乾燥させます。

 高温の熱や回転によって、大好きな洋服が縮んでしまい、買いなおすなんてことも・・・。

  • 再生繊維(レーヨン)
  • ニット
  • ウール

など縮みやすい素材の洋服が多い場合は、乾太くんの購入をやめておきましょう。

 メンテナンスが必要

乾太くんは日々糸くずやホコリを取るメンテナンスをする必要があり、面倒だからやめたという人もいます。

ただメンテナンスはガス式、電気式にかかわらず必要な作業です。

  • 糸くずフィルターのお手入れ(使用後毎回)
  • 吸気フィルターのお手入れ(1ヶ月に1回程度)

どちらも柔らかい歯ブラシなどで簡単にとれますので、所要時間は1分程度です。

フィルターのほこりをそのまま放置していると、乾燥時間が延び、故障の原因になりますよ!

多少面倒ではありますが、長期的に使用するためにもメンテナンスは欠かせません。

すぐに取り出さないとシワになる

乾太くんは、乾燥が終わったらすぐに取り出さないシワになるというデメリットからやめた人もいます。

ただ、これも乾太くんに限らず、ドラム式乾燥機でも言えます。

 また洗濯物の量が多いと、乾燥機内で洗濯物が回転しにくくなります。

 「乾太くんはふわふわでシワになりにくい」といった意見の反面、入れすぎるとシワになってしまうことも・・・。

シワになって、また部屋干しやアイロンは二度手間ですので容量を守ることや取り出すことを忘れない必要があります。

場所を取る

  • スタンダードタイプ(5キロ)・・高さ68.4センチ×幅65センチ×奥行56.1センチ
  • スタンダードタイプ(8キロ)・・高さ68.4センチ×幅65センチ×奥行64.1センチ
  • デラックスタイプ(6キロ)・・高さ67.1センチ×幅65.3センチ×奥行59.4センチ 
  • デラックスタイプ(9キロ)・・高さ67.1センチ×幅65.3センチ×奥行67.4センチ

 一般的な洗面所の広さは約2.5畳といわれていますから、あらかじめ乾太くんを設置するように設計していなければ、置けない場合や少し圧迫感が出てくるケースもあります。

また、注意しなければならないのが縦型洗濯機の上に乾太くんを置くケースです。

高さが高くなるので、身長が160㎝以下の方の場合、踏み台がないと乾太くんに届かないことがあります。

踏み台を置くスペースはあるのかも確認しておきましょう。

排気口からゴキブリなどの虫が入る可能性がある

外壁についた排気口からゴキブリなどの虫が入ってくる可能性があります。

外干しだとカメムシやクモが洗濯物についてしまい、外に干すもんか!という思いで乾太くんを購入したのもつかの間。

「虫が部屋に入らなくなる!」と思っていたのに、ゴキブリが増えたら確実に乾太くんの購入を後悔しますね。

外から冷たい風が乾太くんを通して入ってくる

ダクト管のすき間から冷たい風が入り、部屋が寒くなるという口コミも!

冷気逆流防止弁を設置していれば解決しますが、知らずに乾太くんを設置して、冬場に「寒い!」となる人もいます。

柔軟剤のにおいがなくなる

乾太くんを使用すると、柔軟剤のにおいが飛んじゃうそうです。

乾太くんを利用すると洗濯物はふわふわに仕上がりますが、ニオイが好きで柔軟剤を入れている人は要注意です!

乾太くんが人気な理由!(メリット)

ここまで乾太くんをやめた理由について紹介しましたが、乾太くんをつけてよかったという意見が圧倒的に多いです。

乾太くんが人気な理由でよく聞かれるメリットは以下のとおりです。 

  • 乾燥時間が短いから
  • ふわふわに仕上がるから(生乾き臭がしない)
  • ダニが死滅できるから
  • 花粉や黄砂から衣類を守ることができる
  • 新築の場合、ベランダをなくせるから
  • 洗濯しながら乾燥できる

一つずつ解説していきますね。

乾燥時間が短いから

乾太くんの一番の特徴といったら、乾燥時間が短い!です。

例えば、6㎏の洗濯物を乾燥させる場合

  • 乾太くん 約60分(5㎏ 約52分、9㎏ 約90分)
  • ドラム式洗濯乾燥機 約185分
  • 電気ヒーター式全自動洗濯乾燥機 約312分

といわれています。

圧倒的に短時間で乾燥してくれるのが乾太くん。

朝起きて、「今日使うのに、洗ってなかった!」という場合、洗濯~乾燥まで約90分以内であれば、朝の準備時間でなんとか間に合います。 

ふわふわに仕上がるから(生乾き臭がしない)

 ガスの力で衣類の繊維を立たせるため、ふわふわに仕上がります。

高温の熱で一気に乾燥させることで、生乾き臭の原因となる「モラクセラ菌」が99%減少!

 特に梅雨時期はジメジメ感、臭いから解放されます。

ダニが死滅できるから

 ぜんそくやかゆみなど、アレルギーの原因となるダニ。 

ダニは、約60度以上の高温を20分以上あてることで死滅するといわれています。

ダニの繁殖が気になる、衣替えでも大活躍です。

クローゼットに入れっぱなしだった洋服も、乾太くんを使えば、ふわふわでダニ知らず!

衣替えが安心・楽チンになりますね。

花粉や黄砂から衣類を守ることができる

年々増加している花粉症患者。

花粉や黄砂が多くなる2月以降は外に出ることもやめたいですよね。

乾太くんであれば、外干しせず室内ですべて解決できるので、花粉の心配も無用です。

新築の場合、ベランダや浴室乾燥をなくせるから

新築で外干しをする場合、ベランダやサンルームの設置を考えますよね!

ただ、場所と設置費用をとられてしまい、リビングやキッチンが狭くなってしまうなんてことも・・・。

乾太くんは畳半分あれば設置できます。

ベランダやサンルーム、浴室乾燥の分を、リビングやキッチン、外構など他の間取りにあてることができますよ!

洗濯しながら乾燥できる

5〜6人以上家族がいる場合、1日2回以上洗濯機を回す人も多いのでは?

乾太くんなら、洗濯と乾燥を同時にすすめることができます!

ドラム式洗濯乾燥機:洗濯約30分+乾燥約185分 ×2回=約430分

乾太くん(乾燥中に2回目の洗濯):洗濯約30分+乾燥約60分 ×2回=約150分

乾太くんの方が、圧倒的に時短になります。

洗濯〜乾燥が一気に終わり、自分の時間、家族の時間ができて、心にゆとりを持てますね。

こんな人はやめとけ!乾太くんに向いていない人

メリットデメリットをふまえて乾太くんを購入するのに向いていない人をピックアップしてまとめます。

  • 縮みやすい衣類をよく着る人
  • できるだけ光熱費を抑えたい人
  • 外干しが苦にならない人
  • 設置場所が広くない人

それぞれ解説しますね。

縮みやすい衣類をよく着る人

セーター、革製品、麻や絹生地の衣類は、熱風や回転の刺激により縮んでしまいます。

衣服が縮んで傷んでしまっては本末転倒になるため、縮みやすい衣類をよく着る人は、乾太くんの購入をやめましょう。 

もちろん縮んでほしくない服だけ乾太くんを使わずに干せば、問題ありません。

できるだけ光熱費を抑えたい人

乾太くんはガス代がかかります。

同じ量の洗濯物を乾燥させる場合

  • 乾太くん 約83円
  • ドラム式電気洗濯乾燥機(ヒートポンプ式) 約27円

乾太くんの方が少し金額が高くなります。

 オール電化であれば、深夜割でさらに節約することもできますから、 ランニングコストだけを考えると、電気式の方がお得ですね。

外干しが苦にならない人

 あまり洗濯物が多くなく、外干しが苦にならなければ、外干しをおすすめします。

 余計な光熱費もかからず、その分をほかの生活費にあてられますよ!

設置場所が広くない人

ランドリールーム(洗濯に関する家事をする部屋)の間取りを狭くとった人は、乾太くんを設置すると圧迫感がでてきます。

ランドリールームの間取りが2畳以下、室内干し、収納棚もほしいという場合は、ドラム式洗濯乾燥機がおすすめです。

1台設置すればいいので、ランドリールームもすっきりしますよ。

ランドリールームの間取りに関してくわしく知りたい方はこちらの記事も参考にどうぞ

乾太くんを導入する際、後悔・失敗しないためのポイントを紹介

メリット、デメリットからやっぱり乾太くんを導入したいな!という方は後悔しないために、次のポイントを押さえておきましょう。

  • 都市ガスかプロパンか確認!プロパンだと割高になります
  • 排湿筒を設ける必要があるので設置場所をあらかじめ決めておく
  • 停止中の冷気逆流対策に逆流防止弁をつける
  • 必ず業者に気密処理をお願いする

順番に解説していきます。

都市ガスかプロパンか確認!プロパンだと割高になります

セーターなどを除き、1ヶ月ほぼ乾太くんに頼ってみたらガス代が2.5倍になってた😇 予想以上に乾太くんとプロパンガスは相性悪すぎる… 8kgタイプの大きいモデルを使っているからというのもあるかなと。 でも乾太くんどんどん使いますよ!— Taka (@hyt_taka) January 20, 2024

乾太くんを導入する場合、自宅で使用しているガスが都市ガスかプロパンガスか確認が必要です。

プロパンガスは発生熱量が 高い代わりに、都市ガスと同じ使用量でも金額が2倍以上なんてことも!

プロパンガスの人は、できるだけ安いガス会社を探すか、一度購入を見直しましょう。

排湿筒を設ける必要があるので設置場所をあらかじめ決めておく

排湿筒(排気ダクト)の設置方法は大きく2パターンあります。

  • 外壁近くに穴をあけて設置
  • 天井に穴をあけて、天井裏を通って外壁に穴をあけて設置

①は穴あけが1箇所で済みますが、②は穴あけが天井と外壁の2箇所必要です。

工事費をできるだけ抑えたい人は、外壁近くに乾太くんの設置をおすすめします。

停止中の冷気逆流対策に逆流防止弁をつける

ダクト配管から外気を入れない対策として、乾燥機本体とダクトを接続する部分に「ダンパー(逆流防止弁)」をつけましょう。

追加で3000円程度かかりますが、洗面所が寒くなって暖房器具を使用することを考えるとお得ですよ。

後付けも可能ですが、乾太くん導入時に逆流防止弁をつけるよう業者に依頼しましょう。

必ず業者に気密処理をお願いする

気密処理とは、壁や天井にあけた配管まわりを気密テープや発砲ウレタンフォームで埋めることです。

乾太くん設置後、「すきまから冷気が入る!」となっても、素人が気密処理することはできません。

乾太くんを設置する前に、必ず業者へ気密処理を行うように伝えましょう。

まとめ|自分の生活スタイルに合わせて、乾太くんを採用しよう!

時短で仕上がりも最高な乾太くん。

生活の質を一気に上げてくれますが、下調べなしでは工事の手間や費用面など乾太くん設置前後でたくさんの問題がでてきます。

家族の人数が多い、洗濯乾燥を効率よく回したい、外干しの空間を他の間取りにあてたいと考えている場合は、乾太くんをおすすめします!

後悔なく乾太くんの購入を決めるコツは?

新築であれば、間取りを決める段階で、乾太くんの採用をハウスメーカーや工務店に伝えておくといいでしょう。

洗面所の間取りの問題、配管工事の問題、費用の問題が解決しやすくなります。

間取りで後悔・失敗しないためには?

たった2つのステップを踏むだけで、間取りで大きな後悔・失敗はなくなります。

どちらも家で簡単にできる事なので、一生に一度の家づくりで後悔したくない人は必ずやっておきましょう。

STEP.1|カタログで間取りをたくさん見る

理想の間取りを作るには、やりたい事をしっかりと決めることが重要です。

そこでおすすめなのがハウスメーカーのカタログをたくさん見ること!

ハウスメーカーのカタログは、各社トレンドの間取りや好評な間取りの実例が写真付きで数多く載っています。

すみこ

色んなハウスメーカーのカタログを見ていると、好きな雰囲気や取り入れたい動線や間取りのイメージが固まってくるよ

ハウスメーカーのカタログを集めるには、「ライフルホームズ」が使い勝手が良くておすすめ!

予算や地域、テーマ別などあなたの要望に合わせて、住宅カタログを探すことができますよ♪

すみこ

好きなイメージ写真を切り抜いておくと、打ち合わせの時にイメージを伝えるのにピッタリです!

「もっといい間取りに出来たかも…」という後悔をしないためにも、ぜひやっておきましょう。

\家づくりのアイデアが満載/

>私がライフルホームズを使ってみた体験談

STEP.2|間取り診断を受ける

  • 本当にこの間取りで大丈夫かな?
  • もっといい間取りはないかな?

と不安な時は、間取り診断を受けましょう。

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