階段下にトイレはよくない?後悔しないために知っておくべきメリット・デメリット

階段下にトイレはよくない?

階段下をトイレにすることで、デッドスペースを活用した家づくりが実現できます。

しかし、想像以上に圧迫感があったり暗かったりして「階段下トイレはあまりよくないな・・・」と後悔している人がいるのも事実です。

もちろん人によって感じ方は違いますが、こういう意見を聞くと少し不安になりますよね。

そこで、この記事ではリアルな口コミとともに階段下トイレについてまとめました。

この記事でわかること

  • 階段下トイレはよくないと言われる理由(デメリット)
  • 階段下トイレのメリット
  • 階段下トイレをおしゃれに広く見せるコツ
  • 階段下トイレで後悔しないための注意点

ぜひ最後まで読んで、後悔のない家づくりにしてくださいね。

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目次

階段下にトイレはよくないと言われる理由(デメリット)

階段下にトイレを配置するのはよくないと言われる理由には以下のようなものがあります。

  • 想像以上に狭く感じる
  • 収納スペースがほぼない
  • 階段を上り下りする音が響く
  • 採用できる照明が少ない
  • 光が入りにくく暗い

それぞれ口コミとともに紹介していきます。

想像以上に狭く感じる

階段下トイレは天井から階段の段差が飛び出しているため、通常のトイレと比べて圧迫感があります。

頭をぶつけないか、トイレを使うたびに気になってしまう人もいるでしょう。

最近の住宅は天井を高くしたり窓を大きくしたりして開放感を高めることが多いため、トイレだけが狭いとバランスが悪くなってしまう可能性もあります。

打ち合わせは平面の図面を使って行うため、広さや高さにまで気がまわりにくいです。

内覧で初めて、狭さに気づく人も少なくありません。

収納スペースがほぼない

トイレに収納したいものは替えのトイレットペーパーや掃除グッズ、生理用品など意外と多くあります。

通常のトイレは便器の上部に大きめの収納スペースを設ける場合がありますが、階段下トイレは段差があるため難しいでしょう。

収納スペースが少ないため、モノが出しっぱなしになり生活感が出やすくなる可能性があります。

トイレのすぐ近くに収納スペースを設置するなどあらかじめ考えておきましょう。

階段を上り下りする音が響く

階段下にトイレがあることで、階段を上り下りする音がトイレ内に響きやすくなります。

とくに朝や就寝前は身支度のために家族が階段を使うことが多いです。子どもが階段で遊んだり走り回ったりするケースもあるでしょう。

落ち着いて用を足したい人にとっては気になるかもしれませんね。

採用できる照明が少ない

階段下トイレに採用できる照明には限りがあります。

段差によって天井の面積が狭くなるため、大きな照明はつけられません。

また、段差部分に照明をつけられる場合でも、電気配線が入るためさらに天井が低くなってしまいます。

壁付けタイプの照明や間接照明を採用するなど、トイレ空間をおしゃれで広く見えるように工夫しましょう。

光が入りにくく暗い

段差により壁の面積が小さくなるため、大きな窓がつけられません。そのためトイレ内に自然光が入りにくく、暗くなりがちです。

トイレが暗いと圧迫感が強くなるだけでなく、掃除などの作業もしにくくなります。

家の北側にトイレを配置する場合はなおさらでしょう。

明るい色のクロスや床材を選ぶなど、デザインの工夫によりトイレ内の明るさを確保することをおすすめします。

階段下にトイレを設置してもよい理由(メリット)

タマホームのトイレの標準仕様

階段下にトイレを配置するメリットには以下のようなものがあります。

  • デッドスペースを有効活用できる
  • 使い勝手のいい場所に設置できる 

それぞれ口コミとともに紹介していきますね。

デッドスペースを有効活用できる

階段下トイレにより、デッドスペースとされがちな階段下を有効に活用できます。

トイレを階段下に配置することで、家がコンパクトになり建築費を減らせます。

間取りに余裕ができるため、ほかの部屋を広くしてもいいですね。

階段下の活用方法として収納スペースにすることもできますが、奥行きが深いため使い勝手はあまりよくないケースもあります。

トイレは立ったり座ったりという動きがほとんどのため、奥行きが深くても問題なく、デッドスペースを活用するうえでおすすめの方法です。

使い勝手のいい場所に設置できる

使い勝手のいい場所にトイレを設置できるメリットもあります。

家の中でも階段はよく使う場所であり、生活動線を考えてリビングのすぐ近くに配置されることが多いです。

2階建てだけどトイレを1階にしか設けない場合は、トイレが階段下にあることで1階からも2階からもアクセスが良く使いやすいと感じられるでしょう。

また、お客さんがトイレに行くときに、リビングの近くにあることで家の中をあまり見られずに済むというメリットもあります。

階段下トイレをおしゃれに広く見せるコツ

狭く感じがちな階段下トイレですが、デザインの工夫によりおしゃれに広く見せることができます。

以下のことを意識してみてください。

  • タンクレストイレにして圧迫感を軽減させる
  • 収納や手洗い器を埋め込みにする
  • 圧迫感のない照明を選ぶ
  • 明るくシンプルなクロスを選ぶ
  • 床を廊下と同じクローリングにする

それぞれ解説していきますね。

タンクレストイレにして圧迫感を軽減させる

レオハウスのトイレの標準仕様

タンクレストイレとは貯水タンクが便器の後ろにないタイプのトイレのことです。

タンクがないことで、奥行きが広くなり圧迫感が軽減します。

横幅もスリムなモデルが多いため、トイレ空間をおしゃれで広々とした印象にできます。

ただし、通常のトイレより価格が高くなることや、手洗い器が別に必要になることは注意しましょう。

収納や手洗い器を埋め込みにする

住友林業のトイレの標準仕様

階段下トイレを広く見せるために、壁に埋め込むタイプの収納や手洗い器にするのもおすすめです。

段差によりトイレ奥側の空間が狭いため、収納や手洗い器をトイレの手前側に付けることが多くあります。

それらを壁に埋め込むことにより空間を広く使うことができ、見た目もすっきりするでしょう。

ただし埋め込み型の手洗い器はサイズが小さいため、水が飛び散りやすい点は注意が必要です。

圧迫感のない照明を選ぶ

階段下トイレに圧迫感のない照明をつけることで、スペースを広く見せられます。

おすすめは間接照明です。トイレ空間に明暗をつけることで立体感が出て、おしゃれさを演出できます。

きちんと照明設計をしないと暗くなりすぎる点には注意しなければなりませんが、コンパクトなトイレでも満足感を高くできるでしょう。

明るくシンプルなクロスを選ぶ

階段下トイレを広く見せるためには、明るい色やシンプルな柄のクロスを選びましょう。

白やベージュなどの膨張色は光を反射しやすいため、トイレ空間が明るくなります。

柄があるクロスは圧迫感を強めてしまうためおすすめしません。どうしても柄ものを選びたいときは、小さい柄のデザインがよいでしょう。

また、奥側の壁にアクセントクロスを貼ることで奥行き感を持たせられます。

とくにブルーやグリーンなどの寒色系はその効果が得られやすいです。

床を廊下と同じフローリングにする

トイレの床を廊下と同じフローリングにすることで、統一感が出て広さを感じられます。

ただしトイレの床は水やアンモニアが飛び散りやすいため、材質には注意してください。

とくに無垢床は水気に弱いため、おすすめしません。

水やアンモニアに強い材質のフローリング、あるいは木目調のクッションフロアを選ぶとよいでしょう

階段下にトイレを設置する際、後悔しないための注意点

間取りの都合上、どうしても階段下をトイレにしなければならないこともあります。

階段下のトイレで後悔しないために、以下のことに注意しましょう。

  • 実際の広さや高さを体験してみる
  • 背が高い人は要注意
  • 車椅子の方など介護には向いていません

それぞれ解説していきます。

実際の広さや高さを体験してみる(←重要)

階段下トイレの圧迫感を平面図面でイメージするのは難しいため、実際に広さや高さを体験することをおすすめします。

空間の感じ方は人それぞれなので、「全然気にならない広さだよ」と聞いていても、建ててから「狭くて窮屈だ・・」と感じることもあります。

入居宅訪問や完成見学会などで階段下にトイレを設置している家に行ってみたり、ハウスメーカーに依頼して立体図面を見せてもらったりするとよいでしょう。

ダンボールなどで階段の段差をイメージしたものを自作し、自宅のトイレに貼り付けてみてもいいかもしれませんね。

背が高い人は要注意

背が高い人は階段の段差に頭をぶつけやすいため、注意してください。

家族の中で最も背が高い人に合わせて、天井を階段の何段目にするか決めましょう。

階段1段あたりの高さは17〜23cmであることが多いため、10段目であれば170〜230cmの高さがあります。

1段あたりの高さを確認したうえで、計算してみましょう。

車椅子の方など介護には向いていません

階段下トイレはデッドスペースを活用するため、どうしても横幅が狭くなります。

車椅子の方などの排泄を介助するうえで不便に感じるでしょう。

手すりの設置など、バリアフリーな設計にするのも難しい場合があります。

介護の必要がある場合や、将来的に介護が必要になる可能性がある場合は、別のトイレ配置を検討しましょう。

まとめ|階段下にトイレは工夫次第で問題なし

階段下トイレは、デッドスペースを活用した間取りにできる一方で、以下のような後悔ポイントがあります。

  • 想像以上に狭く感じる
  • 収納スペースがほぼない
  • 階段を上り下りする音が響く
  • 採用できる照明が少ない
  • 光が入りにくく暗い

このような理由から少し後悔している人はいますが、満足している人も多くいます。

無駄のないコンパクトな家づくりを目指している人には、デッドスペースを活用できるので、階段下にトイレはおすすめです。

後悔・失敗のない家づくりにするためにも、階段下トイレの後悔ポイントを把握し、ぜひ広さや高さを実際に体験してから採用してくださいね。

間取りで後悔・失敗しないためには?

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